第七百七十八話 大地主でもその八
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「いつも日本を見て日本のことを言って」
「日本の真似するのね」
「そうだっていう人いるのよ」
「それで日本がどう見ているか」
「韓国を」
「そのことがね」
まさにというのだ。
「韓国はね」
「いつも気にしているのね」
「基本評判気にする国だけれどね」
「そういえばそうね」
彰子も頷いた。
「韓国って」
「連合の中でね」
「どう思われてるかね」
「いつも言ってるからね」
「評判気にする国ね」
「そしてその中でもね」
それこそというのだ。
「日本にどう思われてるか」
「そのことがよね」
「絶対で」
「日本によく思われたいのね」
「そう、そしていつも意識されたいのよ」
その日本にというのだ。
「本当にね」
「そう思うってことは」
彰子はわかった顔になって言った、身体を洗いながらそのうえでその顔になって自分の身体にある泡も見た。
「もうね」
「韓国は日本を好きだってね」
「そういうことね」
「嫌いな相手にどう思われてもね」
アロアも言った。
「それでもね」
「気にしないわね」
「自分が嫌いだとね」
「相手が嫌ってもね」
「いいってなるのがね」
それがというのだ。
「人だから」
「そんなね」
「いつもどう思われてるか」
「凄く気にして」
「それでいつも意識されたいってね」
「思わないわね」
「そう思うなら」
それならというのだ。
「本当はね」
「韓国は日本好きなのね」
「色々言ってもね」
「そうなのね」
「もう日本のあらゆることがね」
それについてというのだ。
「興味津々でね」
「日本のやることで人気あったら真似して」
「日本みたいにね」
「なろうとするのも」
「それもね」
「日本が好きだから」
「そう、だから洪童みたいな人はね」
日本に特に言うことはなく我が道を行く様なといういのだ。
「そうした人はね」
「少数派ね」
「相当にね」
「そうなのね」
「もう日本がないと」
それこそというのだ。
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