第十一幕その十二
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「ドロシーはオズの国自体に愛されているんだよ」
「そうなの」
「だってドロシーが来てからだよ」
オズの国にというのです。
「外の世界の皆がオズの国を知ることが出来たんだから」
「そういえばそうね」
「だからね」
そうであるからだというのです。
「本当にね」
「私はオズの国に愛されているのね」
「ドロシーとオズマはね」
二人はというのです。
「そうなんだよ」
「そうなのね」
「だからね」
それでというのです。
「オズの国に何度も来て」
「そこから皆がオズの国のことを知ってくれて」
「そうしてね」
そのうえでというのです、かかしが言ってきました。
「今はこうしてね」
「オズの国にいるのね」
「ずっとね」
「そうなのね」
「若しもだよ」
それこそというのです。
「ドロシーがいなかったら」
「それならなの」
「外の世界の誰もオズの国を知らなかったし」
そうなっていてというのです。
「色々な人達がオズの国に来ることもね」
「なかったのね」
「だってそれまで外の世界から来た人って魔法使いさんだけだったんだよ」
そうだったというのです。
「それがだよ」
「私が来てから」
「色々な人が来てね」
「賑やかになって」
「さらに素晴らしくなったから」
だからだというのです。
「本当にね」
「私はオズの国に欠かせないのね」
「そうだよ」
ドロシーに微笑んで言いました。
「本当にね」
「そうなのね」
「だからね」
それでというのです。
「これからも何かとね」
「頑張ればいいわね」
「楽しくね」
「そういうことね」
「そして来月のね」
「パーティーもなのね」
「招待した皆と一緒にね」
「楽しくなのね」
「行えばいいよ」
「そういうことね」
「そう、そしてね」
そのうえでというのです。
「今度のパーティーも最高のものにね」
「することね」
「そうしようね」
「わかったわ」
明るい笑顔で、でした。
ドロシーは応えました、そうして皆は来月の王宮主催のパーティーの準備にも入ることになりました。
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