第十一幕その十
[8]前話 [2]次話
「来月のパーティーはね」
「楽しみにしていて」
「そしてね」
「パーティーになればですね」
「楽しむといいよ」
「そうなんですね」
「だからね」
それでというのでした。
「これからはどうすればいいか」
「パーティーまではパーティーがはじまることを楽しみにしていて」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「他の遊びや旅行をね」
「楽しむといいですね」
「そう、パーティーまでまだ時間があるから」
だからだというのです。
「それでね」
「今はですね」
「遊べばいいよ、何なら旅行もね」
「楽しめばいいですか」
「例えばね」
かかしはナターシャにお話しました。
「スキーに行くとか」
「スキーですか」
「エメラルドの都にもあるんだ」
「スキー場がですか」
「だからそこに行けば」
そうすればというのです。
「そこでね」
「スキーを楽しめるんですね」
「そうなんだ」
まさにというのです。
「これがね」
「それはいいですね」
ナターシャはスキーが出来ると聞いて笑顔で応えました。
「それじゃあそちらに行って」
「いいわね」
「うん、僕達も行きたいよ」
「そうだよね」
「スキーしたいね」
恵梨香達四人も言いました。
「出来るなら」
「スキーをしてスケートもして」
「夜は花火も見て」
「美味しいものも食べて」
「温泉があればお風呂もいいかしら」
「そのスキー場には温泉もあるよ」
かかしはこちらもと答えました。
「スケートも出来るし夜には花火もあがって」
「美味しいものもですか」
「そちらもありますか」
「最高ですね」
「それじゃあですね」
「パーティーまではスキー場で、ですね」
「楽しめばいいよ、僕も一緒に行くよ」
かかしは五人に笑顔で言いました。
「今は時間があるからね」
「かかしさんがですか」
「かかしさんが一緒ですか」
「それは嬉しいです」
「じゃあ一緒に行きましょう」
「そうしましょう」
「是非ね、そしてね」
そうしてというのです。
「パーティーの時が来たら」
「その時はですね」
「都に戻ってですね」
「皆でパーティーを楽しむ」
「そうすればいいですね」
「そうだよ」
まさにというのです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ