第十一幕その九
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「外の世界でもそうだね」
「そうですね」
「時としてそうですね」
「まさかと思うことが起こります」
「信じられないことが」
「そうなります」
「オズの国だと常だよ」
こう言うのでした。
「まさにね」
「お伽の国だからですね」
「それで、ですね」
「奇跡も不思議も夢もですね」
「普通に起こるんですね」
「信じられないことが」
「人と人の出会いもね」
そうしたこともというのです。
「とても不思議なものが多いんだ」
「オズの国では」
「外の世界よりもですね」
「不思議な出会いが多いんですね」
「信じられない様な」
「お伽の国だから」
「世の中確かに不思議なことが多いけれど」
それでもというのです。
「オズの国ではね」
「特にですね」
「とりわけですね」
「不思議な出会いが多くて」
「こうしたこともあるんですね」
「それも普通に」
「オズの国の神々と」
それにというのです。
「色々な神話の神々がおられるからね」
「尚更ですか」
「不思議なことが多いですか」
「そうですか」
「オズの国では」
「沢山の神様もおられるので」
「キリスト教の天使さん達もおられるしね」
彼等の存在も当てというのです。
「それでだよ」
「色々な宗教の神様や天使が私達に不思議な出会いを与えてくれるんですね」
ナターシャはかかしに尋ねました。
「そうなんですね」
「そうだよ」
かかしはその通りだと答えました。
「まさにね」
「そうなんですね」
「そこにオズの国のお伽の国であるというね」
「力が働くんですね」
「そうなんだ」
神々や天使達の力に加えてというのです。
「それでだよ」
「不思議な出会いも沢山ありますね」
「はじめての出会いだけでなくね」
「知っている人達ともですね」
「僕達ですら驚く位のね」
そこまでのというのです。
「出会いがね」
「あるんですね」
「そうだよ」
まさにというのです。
「これがね」
「そうですか」
「だからね」
それでというのでした。
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