第十一幕その七
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「どなたでもとしたいけれど」
「どの人も予定があるわ」
「それで都合がつかない人もいるわ」
「そうなのよね」
「だからね」
それでというのです。
「予定のつく人達は誰か」
「事前に確認して」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「その人達をね」
「呼ぶべきね」
「そうした方がいいわね」
「そうね」
まさにというのでした。
「やっぱり」
「そうすべきね」
「それは基本だね」
樵はまさにと応えました。
「事前に予定を確認することはね」
「それぞれの人のね」
「相手に用事があってもね」
「無理に正体してもね」
「これは緊急の用件じゃないから」
「パーティーへの招待だし」
「まずはね」
何といってもというのです。
「オズの国の人達の予定を確認して」
「魔法を使ってもいいかしら」
オズマは樵に尋ねました。
「魔法を使ってね、オズの国の全ての人達の予定を確認して」
「来月のだね」
「そのうえでね」
「来られそうな人を招待するんだね」
「そうしましょう」
こう提案するのでした。
「ここはね」
「それがいいね、魔法はこうした時こそだよ」
まさにとです、樵は答えました。
「使うべきだよ」
「そうよね」
「ではね」
「すぐに使うわ」
こう言ってでした。
オズマはすぐに魔法を使って来月王宮のパーティーが開かれるその日にオズの国で王宮まで来られそうな人を確認しました、するとです。
「結構いるわ」
「そうなんだね」
「皆真面目に働いて」
そうしてというのです。
「お勉強してるけれど」
「その日に王宮に来られて」
「そしてパーティーに参加出来るね」
「余裕のある人もいるんだね」
「結構ね」
そうだというのです。
「魔法で調べるとね」
「すぐに出来たね」
その確認がとです、臆病ライオンが言ってきました。
「そうだったね」
「ええ、私の魔法だとね」
オズマは臆病ライオンに笑顔で答えました。
「すぐによ」
「確認出来るんだね」
「オズの国の人達の予定もね」
そちらもというのです。
「そうなのよ」
「それは凄いね」
「だからね」
それでというのです。
「確かめたから」
「予定がつく人に招待状を送るんだ」
「そうするわ」
実際にというのです。
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