第四十話 決戦の時が迫りその一
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第四十話 決戦の時が迫り
戦隊の者達は本物の首里城においてそれぞれ攻め手と守り手に分かれて訓練を行っていた、それぞれは順番で代わっていたが。
その訓練を見てだ、ラッキューロはキャンデリラに言った。
「皆休憩もしっかりしてますね」
「そうよね」
「いいことですね」
「その時は私達も遊べるしね」
「僕達ってサポートですから」
それでというのだ。
「ちゃんとフォローもです」
「しないといけなくてね」
「訓練に参加していますけれど」
「休憩の時歯ね」
「はい、休めます」
今度は身振りも入れて明るく話した。
「嬉しいことに」
「本当に」
「ああ、ただ皆怪我がなくていいな」
ドゴルゴはこのことをよしとした。
「激しく動いて実戦さながらの訓練なのにな」
「捻挫とかそういうのがないですね」
「ああ、身体の動きがな」
「よくて」
「あれだ、準備体操と科ストレッチをな」
「ちゃんとしているからですね」
「皆怪我しないんだ」
そうだというのだ。
「関節がほぐれてな」
「終わった後の整理体操もしていますし」
「身体も温まって柔らかくなってね」
アイガロンも言ってきた。
「動きがよくなるんだよね」
「それがいいんですね、準備体操とかをしないと」
「怪我するんだよ」
「皆そうですね」
「そうしたことをしっかりしないと」
さもないと、というのだ。
「怪我をするんだよ」
「怪我をしないで強くなる」
「それが一番だよ」
「全くですね」
「多分ね」
キャンデリラは考える様子で話した。
「カオス様達もね」
「準備体操をしていますか」
「今はね」
「僕達と同じですか」
「カオス様達も変わったから」
だからだというのだ。
「今はね」
「ちゃんとですね」
「そうしたこともしてね」
そうしてというのだ。
「訓練をしてね」
「強くなってますか」
「そうだと思うわ」
「自分達がしていることは敵もしている」
ラータスが話に入ってきた。
「そう思うことですね」
「むしろ基本中の基本ですから」
ジム=カーターはそれでと話した。
「これまでしていなかったとしたら」
「その方が問題ですね」
「そうですよ」
「お嬢様はそこもしっかりしておられまして」
マッハは嬉しそうに話した。
「何時でも準備体操はです」
「されてるんですね」
「左様です」
「基本が出来ていないと」
ショベローも言う。
「やっぱり駄目なんだよな」
「そうそう、ご主人達は基本を忘れないから」
ヘリコはそれでと話した。
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