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八条学園騒動記
第七百七十八話 大地主でもその四

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「日本が行うと」
「やるわね」
「日本以上にね」
「必要あるかどうかじゃなくて」
「日本がやるから」
 だからだというのだ。
「行ってね」
「規模もね」
「そうで日本以上に快適な」
 そうしたというのだ。
「そうした場所にしようってね」
「するわね」
「日本を見てね」
「あそこはそうよね」
「韓国の国民性で」
「いつも日本見てね」
「日本がやるならで」
 そうした行動原理でというのだ。
「開発もしてのんびりはね」
「していないわね、どう見ても」
「兎に角日本以上」
「それを目指してるわね」
「お風呂だってね」
 今自分達が楽しんでいるそれもというのだ。
「日本で人気だから」
「自分達もよね」
「日本ではどうかで」
 そうであってというのだ。
「ひいては日本に韓国がどう思われてるか」
「ああ、それ滅茶苦茶意識してるわね」
「何でも日本ではどうかで」
「日本が自分達をどう思っているか」
「もうそれがね」
「あの国の行動原理よね」
「若し日本がしなかったりしたら」
 そうであるならというのだ。
「そのことはね」
「しないわね」
「だからね」 
 それでというのだ。
「あの国も入浴文化盛んでね」
「皆温泉とか入るわね」
「日本でそうだから」
「そうなってるのね」
「兎に角日本を意識してるの、まあ洪童は違うけれどね」
「韓国人だけれどね、あの子」
「日本に留学しているけれど」 
 自分達と同じくというのだ。
「あの子日本がどうとかはね」
「言わないわね」
「日本でどうか、日本にどう見られているか」
「本当に言わないわね」
「あの子自身が言ってるけれど」
 洪童本人はというのだ。
「日本がどうかじゃなくて」
「韓国がどうかってね」
「いつも言ってるわね」
「ええ、けれどそうした韓国人は」
 それはというと。
「少ないってね」
「洪童も言ってるわね」
「実際そうだってね」
 その様にというのだ。
「韓国は」
「日本がどうか」
「それが基準で」
「お風呂もね」
「入るのよね」
「日本人が毎日入って」
 彰子は言った。
「楽しんでるなら」
「それでそれが連合で評判いいならね」
 アンネットはこう言い加えた。
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