第十一幕その四
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ジャムを舐めながらそのとても甘いロシアの紅茶を飲んでそうして言うのでした。
「飲んでいるわ」
「そうですね」
「美味しいわ」
オズマはにこりと笑って言いました。
「本当にね」
「そう言って頂いて嬉しいです」
「それでナターシャは今は」
「はい、緑茶を飲んでいます」
見れば実際にそれを飲んでいます。
「美味しいです」
「そうよね、緑茶もね」
「美味しいですよね」
「私は色々な飲みものが好きで」
そうであってというのです。
「それで、です」
「緑茶もですね」
「好きよ、だから次はね」
「緑茶を飲まれますね」
「そうするわ」
ナターシャににこりと笑ってお話しました。
「次はね」
「そうですか」
「昔と比べて飲みものが本当に増えて」
そうなってというのです。
「楽しめる様になっているわね」
「オズの国もですね」
「どんどんね。お菓子だってね」
こちらもというのです。
「昔と比べて」
「ずっとですか」
「酒類が増えてね」
「色々なお菓子をですね」
「楽しめる様になって」
そうであってというのです。
「その分楽しくなっているわ」
「そうですね」
「だからね」
それでというのです。
「今はね」
「幸せですか」
「ええ」
そうだというのです。
「心からね」
「沢山のお菓子を食べられて」
「それでね」
そうであってというのです。
「本当にね、だから皆もね」
「色々なお菓子をですね」
「食べてね」
こう言うのでした。
「是非ね」
「わかりました」
「それじゃあです」
「頂きます」
「そうさせてもらいます」
「色々なお菓子を」
ナターシャ達五人は笑顔で応えました、そうしてです。
皆でパーティーを楽しみました、その後はです。
皆でダンスを楽しみました、そのダンスは社交ダンスでしたが。
「こうしたダンスをするにもね」
「それにもだね」
「相手が必要だね」
「そうそう、社交ダンスはね」
樵はかかしと一緒に踊りつつ言いました。
「相手が必要だよ」
「どうしてもね」
「それがね」
さらに言うのでした。
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