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つでも さすがに 緊張してたんかなぁー」
「あのさー お酒もほどほどにしてよね! 私もお母さんも大好きなお父さんなんだからー いつまでも元気で居てくれないとー」と、言うなり私は2階に上ってきたのだ。
ベッドに入って、寝ようとしたのだけど、さっき見たのだ お父さんが、お母さんのスカートの上からなんだけど太腿に手を置いているのを・・・初めて見る光景だった 私は、想像してしまって、自分でも、うずいてきているとこに自然と手を添えてしまっていたのだ。翔琉と抱き合ったあの時 家に帰ってきて あそこが湿っているのに気がついていたから・・・
そして、香ちゃんが、嬉しそうに「一真さん合格したよ」って言ってきたけど、私はラインで報告をもらっていたから、もう知っていた。彼は、学校推薦入試だから、もう合格発表があったのだ。香ちゃんに知らされたのは、しばらくしてからなんだろうけど、そのことを私は黙っていた。
「ねぇ ねぇ お祝いしなきゃーね 又 一真さんのおうちかなぁー お召かししていかなきゃーね」と、はしゃいでいたけど、私は聞かないふりをしていた。
3月になって、お兄ちゃんの卒業式の夕方。私が帰ると、お母さんが
「ねぇ 聞いてよ 卒業式の時にね あの欅原さんとこのお母さんが 寄って来るのよー 私 嫌でね 避けてたんだけど、しきりに話掛けてきて、仕方ないから隣に座ることになってしまったのよー」
「ふ〜ん 別にいいんじゃぁない」
「でもね 水澄ちゃんはすごいみたいネ 学年でトップらしいじゃぁない 卓球も頑張ってるみたいで優勝したんでしょう? すごいわぁー 近所の奥さんも言ってたわ きれいな娘さんになってるって 翔琉なんてくすんじゃてー だって そんなこと知らないわよーネ 翔琉君のことなんて 聞いてもいないのにー 勝手にベラベラとぉー」
「・・・」私が黙っていると続けてきて
「でもね でも 真面目で良い子ですよねって言ってしまったもんだから そうなのあの子はそれだけが取り柄なのよー とか、言っちゃってー それから、達樹と硝磨君の話になって 二人でサッカー頑張るんだって・・・これからも よろしくねっだってー うんざりよー 適当に流してたけどね」
「そうだったの ・・・ でも、あっさりとしたお母さんよね?」
「まぁ かも知れないけど・・・ あの家 私は好かない お付き合いするのは達樹だけよ!」
「私は?」という言葉が出せなかった。
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