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帰りを急いだんだけど、駅についた時には、約束より30分も過ぎていたのだけど、翔琉の顔が見えて、怒っている風でも無かったのだ。
「ごめぇ〜ん 待ったよネ」
「いいんだよ 水澄が頑張ってるの 智子から聞いているから」
「ごめん 仲間と話してて 遅れたの」
「仲間・・・クラブの連中か?」
「うん 1年生の仲の良い 4人」
「あぁー いつかの大会の時の4人?」
「そう あの時 応援に来てくれてありがとう あのね 花梨っていう子が応援の声で元気出たって言ってたよ」
「そうか それは良かった 智子が水澄の相棒だから応援しようよってな でも 良かったよ 水澄に新しい仲間が出来て、元気そうだから 水澄は誰にでも好かれるんだものなー」
私の帰り道を送ってくれて、途中 マンションの前の公園で二人で並んでブランコに乗りながら
「水澄 違う学校になったけど、お前は頑張って 今 輝いているよな やっぱり 俺にはすごく好い女なんだよ 目標もあるんだろう? 智子に聞いた。だから 逢えなくても 応援しているよ 俺も頑張る 水澄に負けないようにな 他の2人もそうだ 学校は違っても 仲間には違いない」
「ありがとう 翔琉達が居ると思うと心強い」
「それと 俺の中では 水澄が一番なんだよ! 他の女の子なんて比べ者にならない 俺のことは忘れてくれても良い 今は卓球に打ち込め 逢えなくても 水澄が好きだ」
「・・・ 翔琉 有難う 私も・・・大好き」
そして、家の前まで送ってきてくれて、私は辺りに人が居ないのを確かめて
「ねぇ 誰も居ないよ」と・・・私が、バッグを下に置くと。翔琉もわかってくれたのか、お互いにしっかりと抱き合って唇を合わせていたのだ。
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