7-4
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ないかと声を掛けられていたの。ウチももっと強くなりたいし、花梨をそのうち追い抜きたいと思ってたから・・・だけど、入学したら花梨が居るじゃぁない あん時、ガックリしたわ 多分、花梨も声を掛けられていたのね?」
「うん ・・・ 頂点に立ちたいのならウチに来ないかと・・・」
「だからね ウチは花梨とはタイプの違うとこで対抗しようとしたのよ それでも、花梨はすごいよー コーチも花梨をエースにって思っているんじゃぁないのかなー それで、シングルに専念しなさいって」
「えぇー だって ウチは水澄と・・・最強の・・・」
「だけど、山手丘の秋元蓮花を打ち負かすのは花梨しか居ないと・・・燕先輩は去年 太刀打ち出来なかったわ」
「だけど・・・あの人は・・・ウチなんかとは・・・」
「花梨! トップに立つってのは嘘なの! 花梨なら頑張れるじゃぁない!」
「うん まぁー でも ダブルスは?」
「それで コーチは 迷ってるのだろうけど ウチと水澄なのよ だけど、ウチ等も最強になれる自信はあるワ 今日 組んでみてわかった 相性も良いのよー」
「悔しいけど なのかなぁー 水澄はどうだった?」
「えぇー 私は わからない でも 若葉となら 違うパターンなのかなって」
「ウチも思ってた 花梨は無理してるなーって 水澄と組んで・・・ だけど、シングルなら、もっと 思い切っていけるはずよ 水澄だって 違う面が出るのになぁーって」と、香も言っていた。
「あのね コーチは個人のことはあんまり考えてないのよ 太子女学園の名前を売るのは団体なの 秋元蓮花に花梨をぶつけて1勝でしょ 燕先輩に見沼川七菜香をぶつけて2勝目 ウチらダブルスも頑張るから3勝目 去年のリベンヂが監督とコーチのストーリーよ 誰かが取りこぼしても、美麗先輩、香で取れるわよー」
「若葉 すごいね コーチの考え わかってるの?」
「まぁ 何となくネ だけど、ウチと水澄も頑張るワ 香もネ! 今は、5・6番目は朝咲先輩、美雪先輩、香なのよ 今年、入って来る後輩も居るかも知れない その中で香が頑張って、代表になるのよ!」
「えぇー ウチ?」
「そうヨ! ウチ等4人が太子女学園を引っ張って行くの! だって 仲間じゃぁない!」
「わかった!」と、皆の声が揃って
「花梨 わかってくれた? だから、仮りにコーチからペァから外れるようにって、話があっても すねないでネ 花梨は個人でも団体でもトップを目指して欲しい 花梨なら山手丘を倒せるわ」
「わかった こころしておく」
「まぁ その前に当面の敵 7月の大阪予選の二色が浜よ」
「ウン それまで しっかり練習して 圧倒するわよ!」と、若葉の言葉で4人の結束は強まったようだった。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ