暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第三十九話 首里城にてその十

[8]前話 [2]次話
「海も水着も好きだし声をかけられてもね」
「悪い気はしないな」
「静かでいたい時もあるからね」
「今がそうだな」
「そうした時はね」
「こうするな」
「ヨットに乗って」
 そうしてというのだ。
「海でくつろぐのがね」
「いいな」
「うん、気持ちいいよ」
「俺もだ、ヨットもいいな」
 シードンも同意して応えた。
「快適でだ」
「ゆっくり出来るね」
「全くだ、イルカもいる」
「自然もあるね」
「そうだな、ずっとこうしていたい位だな」
「うん、ただずっとはね」
 ヨドンナはシードンに言った。
「無理だよ」
「訓練があるからな」
「お仕事だってね」
「そっちもあるな」
「だからね」
 それ故にというのだ。
「ずっとはね」
「出来ないな」
「残念だけれどね」
「ずっとこうですと」
 メタルエーも言って来た、皆人間の姿である。
「かえってです」
「飽きるよね」
「はい、働いてです」
「訓練もしてね」
「その合間にです」
「楽しんでこそだね」
「いいと思います」
「そうだね、それじゃあね」
「ずっとそうしたいと思いましても」
「ずっとじゃないからいいんだね」
「こうした楽しみは」
「何かな」
 ドレイクも言って来た、見ればヨットの甲板で酒盛りをしている。ビールを飲んで新鮮な魚を食べている。
「仕事をしていないと困るな」
「不安になるな」
 デレプタが応えた。
「そうなるな」
「ああ、仕事をしていないとな」
「あまりこうしてな」
「休みが長いとな」
「不安になるな」
「こうしていいのかってな」
「僕もだよ」 
 ヨドンナも言ってきた。
「遊んでばかりだと」
「不安になるな」
「うん、それが長くなるとね」
 デレプタに話した。
「これでいいのか」
「大丈夫かってな」
「なるよ、そして働き過ぎたら」
 その時はというと。
「疲れてね」
「休みたいとなるな」
 ドレイクは缶ビールを手に笑って言った。
「そうなるな」
「そうだよね」
「そこは人間と同じか」
「ああ、人間はまさにそうだな」
 シードンはヨドンナの言葉に頷いて言った。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ