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4日の日は初練習があって、この日は新年の意気込みと顔逢わせと軽く手合わせ程度でお昼前に解散した。帰る時、4人組で何か食べて帰ろうかってなったけど、私は、お兄ちゃんが気になっていたので、明日ネと香ちゃんと二人で別れてきたのだ。
というのも、朝 お母さんがお兄ちゃんのお昼にとおにぎりとかを用意してるのだけど、多分、足らなくてお腹を空かしているに決まっているのだ。
駅を降りて、キャベツが無かったなぁーとスーパーに寄って、餃子の6ケ入りもついでに買って帰った。今日は、練習の後シャワーも浴びて無かったので、お風呂場に行こうとすると、お兄ちゃんが顔を出して
「水澄 ちょっと 小腹が空いてきたんだー なんか 無いかなー」案の定、お母さんが用意してたものじゃーぁ足らないんだ。
「なによー 私は お兄ちゃんの家政婦じゃぁござんせんからね! 待って 今 シャワーしたら、焼きそば作ろうと思ってるからー」
部屋は寒いので私は シャワーの後 ピンクとグリーンのもこもこのパジャマ姿で、作っている途中なのにお兄ちゃんが降りて来て、もう テーブルに座っているのだ。
「なんでー 呼ぶまで待ってよー 焦るやんかー そんなにお腹 空いてるん?」
「あぁ 10時頃 おにぎり 食べてしまったから」
「だよねー お兄ちゃんは1日5食だもんねー あのね 昨日 お父さんといっぱい クラブのこととか お話したんだぁー 嬉しかった! お兄ちゃん ありがとうネ いつも 私のこと 味方してくれて」
「そうか 良かったな! 俺は、時たま、夜中にでもお父さんと話しているけど、水澄はすれ違いだものなー お父さんも家族だし、水澄は我が家の宝物なんだよ 最近は可愛くなってきてるし・・・もっとも、頭が悪くてブスだったら俺も知らんぷりしてるけどなー」
「なんやのー それっ! 差別やんかー」
「ふふっ まぁ 間違いなく水澄はお父さんの可愛い娘なんだよってことさー」
「うん 私は 今 幸せなんだぁー 家族と学校のみんなにも見守られて・・・ひとつ 除いては・・・」
「・・・翔琉のことか? 忘れられないのか?」
「・・・うん・・・ どうしてるだろうとか 元気かなーって考えることもある」
「まぁ 元気だよ サッカーも頑張ってるって聞く」
「だよねー 私のことなんか どーでも いいんだよねー まわりに女の子なんていっぱいいるしー それに、私 今 幸せなんだ これ以上 望むとバチがあたるネ 神様に怒られちゃう」
「・・・あのさー 水澄は 今の目標は全中でトップになることだろう? 成績も学年トップをめざしているんじゃぁないか? それに、集中しろよ」
「だよね 私 いくつも 追いかけられないものネ」
「水澄 それと 手を止め
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