暁 〜小説投稿サイト〜
神々の塔
第九十一話 最後の戦を終えてその六

[8]前話 [2]次話
「食べるんやな」
「カルパッチョもええね」
「ほなお風呂から上がったら」
「一緒に食べようね」
「そうしよな、ほな水風呂の後は」
「また露天風呂入ろうね」
 そちらの風呂にとだ、綾乃はシェリルに話した。
「次は」
「そうしよな」
「蒸し風呂はもう二回入ったし」 
 サウナはというのだ。
「そうしたし」
「充分やな」
「露天風呂も二回入ってるけど」
「もう一回入ろうな」
「柚子湯もええんちゃう?」
 シェリルはこの風呂もと言った。
「そっちも」
「柚子湯やね」
「そうせえへん?」
「ほな露天風呂に入って」
「それからまたこの水風呂に入って」
「身体冷やして」
「そうして最後に柚子湯に入って」
 そうしてというのだ。
「そのうえで」
「空だと髪の毛洗って」
「出ような」
「そうしよね」
「そして」
 さらに言うのだった。
「皆でな」
「飲んで食べようね」
「そうしよな」 
 こう話して実際にそうした入り方をしてだった。
 二人は風呂を出た、そして宴の場に出ると丁度そこで男組の八人も入って来てはじまりの時を迎えた。
 すぐにあらゆる料理が出て来たが様々な料理がテーブルの上に置かれており。
「刺身に蒸し餃子にハンバーガーにな」
「色々あるな」
 芥川は中里に笑って応えた。
「ステーキあれば麺もあって」
「賑やかな感じやな」
「何でも注文して頂ければ」
 宿屋の料理人が言ってきた。
「作らせて頂きます」
「そうしてやな」
「はい」
 芥川に笑顔で答えた。
「持ってきますので」
「ほなお寿司頼めるかな」
「何を握りましょうか」
「バッテラや」
 芥川は笑って答えた。
「鳥貝、鮪、ハマチ、鰻、イクラ、海胆、蛸を一貫ずつな」
「それでは」
「お酒はまずは大吟醸やな」
 この酒だというのだ。
「それをいただくわ」
「それでは」
「お刺身食べようね」
 綾乃は笑顔で言った。
「まずは」
「綾乃ちゃんはやっぱりそれか」
「そやねん、お刺身大好きやねん」 
 シェリルににこりと笑って答えた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ