第三千七百九十四話 本当の父親は
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第三千七百九十四話 本当の父親は
キューバの質問にです、日本は答えました。
「おそらくですが」
「ああ、その人はやな」
「大野治長さんではと言われてきました」
「昔からかいな」
「大柄で色白で太っておられて」
その外見はというのです。
「茶々さんの乳母さんの息子さんでした」
「ほな茶々さんとずっと一緒にいてはったか」
「そうでしたので」
そうした人だったからというのです。
「言うなら茶々さんにとってはです」
「第一の家臣やな」
「そうした方だったので」
「ほな絆も深くてか」
「秀吉さんは兎角跡継ぎが欲しく」
「よお聞く話やな」
「私も何も聞いていません」
日本ですらです。
「ですから真相はわかりませんが」
「おそらくやねんな」
こうした説があるのです、そしてこの説についてキューバは日本に対してさらに聞いていくのでした。
第三千七百九十四話 完
2024・11・30
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