第三千七百八十九話 情報が錯綜していた
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第三千七百八十九話 情報が錯綜していた
イギリスは言いました。
「あの時秀頼さんが死んだか生きているかな」
「わからなかったですね」
「すげえ色々言われていたよな」
「はい、私も現場にいましたが」
大坂の陣の時です。
「家康さんのお傍に」
「それで落城も見たよな」
「はい、ですが」
それでもだったのです。
「秀頼さんについては」
「わからねえな」
「ご遺体を見ていませんし」
「本当にここに逃れたかも知れないんだな」
「可能性はゼロではありません」
「そうしたことあるんだよね」
ロシアも何時になく真剣です。
「実は、ってね」
「歴史ではですね」
「だから僕も有り得ると思ってるよ」
「左様ですか」
「息子さんは特にね」
ここでロシアは物凄いことを言いました、謎が謎を呼ぶという様にまた一つ大きな謎が出て来るのでした。
第三千七百八十九話 完
2024・11・28
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