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故郷は大空にあり
ミッション4 守り人
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メキメキ…ダァン!

金属がうねりを上げ、大爆発する。
言葉にもできないような音だ。
それに敵艦は反応し、こちらの方を向いてくる。

「なんだ…?」

その敵艦は航空機を飛ばし、こっちに向かってくる。
丸っこく、白い、戦闘機?だ。

「振り切れない…!?」

今までの人生で、これまで亜音速しか出せないことを恨んだことは無い。
無理か…フレアは…意味ないだろうな。チャフも同じように。
どんどん近ずいてくる。相手の機銃の範囲が分からない…知らない間に射程に入ってるかも…

「yak-133LB!」

「!?」

ダダダダダダ!!
後ろにつかれていた戦闘機が次々と撃墜され、
爆発していく。

「助かった…хорошо」

「大丈夫…あの…не благодари меня…?」

F/A18先輩はおぼつかないロシア語で精一杯に話してくれた。
うれしい。

「ふふっ…очень нравится!」

「ごめんなさい…я правда не понимаю」

「ん、хотя это нормально」

「じゃあ、敵艦を壊してくるから。」

「了解。я был спасен」

F/A18先輩が離れていった。
おぼつかないロシア語だったけど、とても会話が楽しいように思えた瞬間だった。

____________________________________________________________


「全小隊、集結し基地へ帰投せよ。RTB。」

「了解。」

「!?」

「yak-133LB!ミサイル!ミサイル!」

「チャフ・フレア放出!」

「yak-133LB!Я защищу его!」

「Я не могу принести тебя в жертву!」

「電子支援開始!ミサイル防御!防御!」

「よし!逸れた!」
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