第二章
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「全くだ、ディオニュソスから抗議の声は出ていない」
「むしろ酒が飲まれて喜んでいる」
「信者達の乱行も収まってな」
「ではこれからも」
ヘルメスはにこやかに述べた。
「彼女達が暴れましたら」
「酒を出して飲ませよう」
「それを人間達にもさせよう」
「それで問題なしだ」
それぞれの世界を治めうる神々も頷いた、そうしてだった。
マイナス達が暴れると酒が出され彼女達に飲ませる様になった、そうして彼等の乱行を抑える様になった。ギリシアの古い話である。
マイナス 完
2024・7・13
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