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タクシーの運転手から
第一章
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うなったわね」
「ずっとタクシーの運転手でやっていけるって思ってたら」
 ビールを飲みつつ言うのだった。
「それがね、思わなかったよ」
「だから言ってるでしょ、あんた長男よ」
「うちのね」
「うちは古いお家でね」
「色々財産とかもあるから」
「誰かが継がないといけないの」
「どうしてもね」
 こう弟に言うのだった。
「あんたがどう思っていても」
「誰かがでよ」
「それで長男なんらね」
「当然よ」
「そういうの古いからもうないと思っていたのに」 
 寿司を食べつつ言った。
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