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彼は いつから私の彼氏?
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たから そんなん 居らへん」

「そんなことないでー ここに4人 居るヤン 私等の練習の相手してくれてー 私等 仲間やー そらぁー クラブの皆も そーやけど この4人は特別やー 来年は この4人でクラブを引っ張って行って 全中のトップに行くんやろー 花梨がゆうてたヤン」

「そーやなー 水澄 ウチなぁー 初めて 打ち解ける友達が出来たよーな気がする 全中の前でもなー ウチ 練習相手って 水澄に恐る恐る声 掛けてみたんやー そーしたら 気軽にOKしてくれてー 感謝してるんやー」

「なに ゆーてんねん 気がするや無くてぇー 仲間 出来てるんやー あの時は花梨は1年生の代表やー 頑張ってもらわなーって思ってたんやー それに、若葉も香も 私等の練習に付き合ってくれてるヤン この4人は仲間なんやでー」

「そーやー ウチも 仲間なんて初めてやー」と、香ちゃんも若葉ちゃんも言っていて、手の平を皆で合わせていたのだ。

 次の日、学校で石切コーチに報告したら

「あっ そう 当たり前じゃぁない 花梨 ちょっと もたもたしてたみたいね」

「あっ なんか 研究されてたみたいで・・・」

「そう 君達のデーターなんか あるわけないじゃぁ無い 1年なのよ 大会中で分析されたのよ でも 君達はなんとか対応したわ」

「そーなんですか? そんなこと・・・ コーチ 見に来てくださったんですか?」

「試合結果 聞けば どんな風だったのか だいたい予想つくの でも 花梨が何とか 対応するって思ってた 夏にウチのペァが苦戦した相手でしょ? 君達なら撃破できると思ったの でもね これからは、あなた達は大阪中の標的になるのよ 地方の大会だといっても No1なんだからね 特に 花梨はね 全中の時はノーマークだったけど、これからは違うわよ」」

「がんばります 水澄も居るしー」

「そーね あなた達が思ってたよりもうまく行ってるみたいで ホッとしているのよー ウチの学校にはすごい 後に続く選手達が居るのよって 一言 余計なことだけど・・・花梨も角が取れてきたみたいネ 水澄も頑張ったわネ 多分 向こうも水澄のスマシッユを初めて見た時は、面喰ったと思うワ 低い位置からコーナーに伸びてきて、それに、最近の水澄のスマッシユはバウンドした後、微妙に逃げて行くの 合わせるのが難しいわよー やっぱり 監督が言っていたように水澄は何かを持ってるわよー」
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