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スーパー戦隊超決戦
第三十八話 手紙を受け取りその六

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「今の科学の知識で創作での未来の技術を否定しましても」
「どうなるか全くわからないからな」
「意味はありません」
「そうだよな」
「昔テレビはありませんでしたが」
 車掌はこうも言った。
「今は普通にありますし」
「昔こんなの出来ないって否定した奴がいてもか」
「そうもなっていますし」
 それにというのだ。
「インターネットも然りです」
「無理だって言う奴いたな」
「おそらくは、ですが」
「実現してるな」
「ただ闇雲に否定してもです」
 そうしてもというのだ。
「意味はなく」
「進歩も発展もしないな」
「そうなります」
 まさにというのだ。
「その時は」
「そうよね」
 ワゴンも車掌の言葉を聞いて頷いた。
「進歩したいなら」
「駄目だ、無理だではなく」
「どうしたら出来るか」
「そう考えてです」
 そのうえでというのだ。
「努力することです」
「そうすればいいわね」
「ですがそこで、です」
「否定してばかりだとね」
「まさに何もです」
 それこそというのだ。
「進まず」
「何にもならないわね」
「はい」
 その通りだというのだ。
「そして否定する為にあれこれ言っても」
「まさに無駄ね」
「そのものです」
「無駄なものってこの世にあるのね」
「それは非常に数少ないですが」
「やっぱりあって」
「そうした行為こそがです」
「今の技術で未来の技術を否定する」
「そしてです」
 そのうえでというのだ。
「あれこれ言うことこそです」
「無駄なことね」
「そうです」
「やってみないとわからないだろ」 
 獅子王も言ってきた。
「何でもな」
「そうですよね」
「未来の技術だってな」 
 こう車掌に言った。
「あれこれ言って出来ないって言ってもな」
「まずはですね」
「どうしたら出来るかってな」
 その様にというのだ。
「考えてな」
「出来る様にですね」
「あれこれやったらな」 
 そうすればというのだ。
「出来るかも知れないだろ」
「それに出来なくても」
 伊賀崎父も言ってきた。
「そこから別のものが生まれるかも知れないからね」
「そうだよな」
「出来ると思ってやれば」
 そうすればというのだ。
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