第三十八話 手紙を受け取りその四
[8]前話 [2]次話
「敵のデータも頭に入れているし」
「色々想定しながら訓練することね」
「それがいいね」
「本物ではないけれどね」
ショウがこう前置きして言ってきた。
「彼等のイミテーションを出すから」
「あっ、それじゃあ」
「そのイミテーションを相手にしてだね」
「実戦を想定した訓練が出来るわね」
「そうだね」
「そう、まさにね」
ショウは二人に実際にと話した。
「彼等との決戦を想定してね」
「そのうえでなのね」
「訓練していくんだね」
「そうしよう、訓練をするなら」
それならというのだ。
「もうね」
「決戦を想定して」
「実際にそうしたものを出してなんだ」
「やっていこう」
「出せるものは何でも出してです」
ラプターも言ってきた。
「全力で訓練しましょう」
「そうしないと勝てないな」
タランチュラはラプターの言葉にうんうんと頷きつつ述べた。
「やはり」
「そうですよね」
「だからだな」
「彼等を再現したです」
「イミテーションを出してだな」
「そうしたロボットを出しまして」
そうしてというのだ。
「そのうえで、です」
「訓練をしていくか」
「そうしていきましょう」
「そうだな、皆頑張ってくれよ」
タランチュラは今度は戦隊の面々に言った。
「イミテーションでもその相手だと思ってだ」
「ええ、訓練をするわ」
モネが応えた。
「これからね」
「そうしてくれ、そしてだ」
「そして?」
「暑いからな」
タランチュラは今度は気候の話をした。
「水分はな」
「ちゃんと摂ることね」
「そうするんだ」
水から水を飲み話した。
「いいな」
「そうね、お水も飲まないとね」
「倒れるからな、幾ら厳しい訓練でもだ」
「水分もちゃんと摂る」
「そうしないとだ」
さもなければというのだ。
「身体に悪い、あと塩分もな」
「摂らないとね」
「水分に加えてな」
それだけでなくというのだ。
「塩分も必要だからな」
「ええ、ちゃんとね」
モネも確かな声で頷いた。
「摂るわ」
「そうしてくれ、暑いからな」
「尚更ね」
「そうだ」
タランチュラはまさにと言った。
「水分も塩分もな」
「激しい訓練をね」
「暑い場所でしているならな」
「ちゃんと摂らないとね」
「倒れるからな」
「熱中症とか脱水症状で」
「だからちゃんと摂るんだ」
「昔はお水を飲むなと言われていましたね」
天知がここでこの話をした。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ