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スーパー戦隊超決戦
第三十八話 手紙を受け取りその一

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               第三十八話  手紙を受け取り
 ドクターマンの手紙が戦隊の面々の下に届いた、彼等はその手紙を読むと唸って言った。
「何かこうなるってね」
「予想出来たな」
 ハスティーとラクレスが話した。
「何処となくだが」
「そうだったね」
「こうなっても不思議ではなかった」
 ラクレスは真面目な顔で述べた。
「そしてだ」
「実際になったね」
「そうだ」 
 まさにというのだ。
「これはな」
「それじゃあ」
「驚くことも慌てることもない」
 事実ラクレスの言葉は冷静なものだった。
「このままだ」
「戦えばいいね」
「ギアともな」
「他の組織と一緒に」
「そしてだ」
 ラクレスはさらに話した。
「南極のギアの基地だが」
「ああ、もぬけの殻だぜ」
 ジュランが言ってきた。
「完全にな」
「やはりそうか」
「お店の方は店員さん達が引き続きやっていてね」
 ガオーンが応えた。
「平和だよ、ドクターマンがいない間はね」
「彼等が店を切り回すか」
「そうする様にね」
 その様にというのだ。
「ドクターマンに言われているそうだから」
「それならお店は何もしなくていいね」
 ハスティーはガオーンの言葉を聞いて述べた。
「それなら」
「そうだね」
「それでギアの基地はどうするの?」
 マジーヌはこのことを問うた。
「一体」
「もぬけの殻だよな」
 ガストがこのことを問うた。
「そうだよな」
「ええ、もう誰もいないし何もないわ」
「それなら放っておいていいだろ」
 ガストはマジーヌに答えた。
「もうな」
「それで訓練に専念すべきね」
「ああ、手紙には何時何処で戦うか書いてあるだろ」
「一ヶ月後に首里城でね」
「あいつ等が城に籠ってな」
「そう書いてあるわ」
「だったらな」
 それならというのだ。
「もうな」
「あそこでなのね」
「戦う為に訓練をしていってな」
 そうしてというのだ。
「勝つ様にすることだよ」
「そうすることね」
「空の基地に意味はないからな」
 何をしてもというのだ。
「だからな」
「放っておいて」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「訓練だよ」
「それがいいですね」
 ブルーンはガストの言葉に同意した。
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