AIに愚痴る
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ええっ!!!」
「待て! 俺は悪くない! どちらかというと被害者サイドだ!」
「アンタが悪いに決まってんでしょうが! 全部! 絶対! アンタが悪ぐぇ………」
急に凰がカエルを押しつぶしたような声を発する。
「まったく………。お前ら、頭大丈夫か? というか代表候補生ってろくな奴がいないな」
「かざみん。その中にかんちゃんは入ってる?」
「俺が入れるとでも?」
「かざみんだからないと信じてる〜」
「つまり、そういうことだ」
今、既にIS展開済みの凰、オルコット、デュノアには首を拘束。篠ノ之は鞭を打つように正気に戻させた。
「………で、頭を冷やしたか? 国の面汚し共」
「ちょ、そんな言い方ないでしょうが!!」
「へ〜、国家代表候補生が高々恋愛ごときでうつつを抜かした挙句に気に入らないのなら即刻処刑ですか。これが外に漏れたらどうなるだろうな〜」
「クッ………」
「まぁ、問題はヘタレ精神だな。キスくらいでガタガタ抜かすなよ。まぁ、これでボーデヴィッヒがリードと」
まさかキスだしな。
するとボーデヴィッヒがこっちに近づいてきた。
「……風宮、少しいいか」
「それはこの時間が終わってからでいいか? ほら―――」
俺が指さす方向に織斑先生が既に現れていた。
「ボーデヴィッヒ。それは急ぎの用事か?」
「いえ。ちゃんとした謝罪……です」
「……いいだろう。ただしあまり時間は取るな。いいな」
「はい!」
「了解」
その後、なんとかボーデヴィッヒは簪さんと仲直り(?)できた。……というか、本人も驚いていたな。
■■■
さて、もうそろそろ水着の季節。
俺はそんなことはどうでもいいとばかりに新武装を造りまくっていた。
もちろん、お風呂に入ることも欠かしていない。お風呂最高!―――って程じゃないけど、それでも日頃の疲れが癒されるという点では俺も好きだ。
『湯加減はどうでもすか、マスター』
(マスターは止めろ、セバス。意外にも虫酸が走る)
誰もいないとは言え、廊下なので俺はしゃべらない。
(それで、ドイツの工場はやっぱり消えた?)
『ええ。………それで、どれくらいの記憶が戻ったのですか?』
(あの施設にいたことは覚えているよ。だけど、その前の記憶がない)
『……そうですか。では、篠ノ之束に関しても?』
(まぁな。うっとおしいことにな)
今でもあのキモ声と俺が鹵獲した無人機を思い出す。あの時は本当にキレた。だって―――
(たかがVTシステムを持っているだけで消されるんだもんな………)
俺の部屋に害がなかったのは、やはり俺みたいな頭脳を殺さないためだろうし。
『……あの、VTシ
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