第9章 有栖零治
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な2人に大声で言う声が。
「「レイジ(さん)!?」」
「悪い、俺はレイジじゃ無いんだ。………まあそれはともかく、俺達に任せろ!!」
「俺達………?」
その瞬間、シンクとアンネローゼの前に黒い鎧を纏った赤い髪の男が現れた。
「な、何だ!?」
「敵!?」
「そいつは俺の相棒!!零治、デカイ奴を頼むぞ」
「いつも通りですね、了解!!ラグナル、アギトやるぞ!!」
『『了解!!』』
「グラビティブラスト、チャージ開始!!」
「駄目よ!!そんな事してもアイツが………!!」
「クイックバレット、エクスキューションシフト!!」
そんなウェーレンの声を聞いて、アンネローゼとシンクは麒麟の方を向く。
「なっ!?」
「光の玉弾が麒麟を包囲してる………?」
シンクの言う通り、麒麟を中心に囲むように大量の光の弾が麒麟を包囲した。
「行け!!!」
ウォーレンの一言と共に一斉に四方から襲いかかった。
「凄い!!」
「レイジ、あなた………」
「レイジじゃない、ウォーレン・アレストって言うんだ。………まああの威力でダメージが通るなら俺も余裕が出来るんだけどな………」
「それってどういう………」
「グギャアアアアアア!!!」
怒りとも聞こえる咆哮が辺りに響く。
麒麟はウォーレンの攻撃を受けたが、体には致命傷になるような傷は無く、多少傷があるくらいである。
「やっぱり力不足だよな………」
「レイジさん、どうするんです?」
「ウォーレンだ。このまま俺が囮として敵を牽制し続ける。アンネ、手伝え」
「アンタもアンネって気安く………」
「長いんだよお前の名前は………ってちっ!?」
向かってきた触手を躱し、魔力弾で更に向かってきた触手を撃ち落とした。
「降り注げ、レインバレット!!」
上空に向かってハーディアスを撃つウォーレン。
すると麒麟の上空から魔力弾が雨の様に降ってきた。
「そんでもってもう一撃!!サークルブラスター!!!」
先ほど放った魔力弾と一緒にスフィアを飛ばしていたウォーレン。そのスフィアからレーザーの様な砲撃が麒麟を襲う。
「そして………これがラスト!!スパイラルブラスター!!」
双銃を束ね、チャージした二重に重なった砲撃は真っ直ぐ麒麟の体に直撃し、
「グギャアアアアアアアアア!!!」
大きな悲鳴と共に麒麟の体を貫通した。
「通った!?」
「零治!!!行け!!!」
「アギト、ラグナル行くぞ!!」
『イエスマスター!!』
『ぶっぱなせ!!』
「『『グラビティブラスト、フルバースト!!!」』』
零治の放った砲撃魔法は麒麟を完全に飲み込んだ………
「何あれ
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