暁 〜小説投稿サイト〜
DOG DAYS 記憶喪失の異世界人
第9章 有栖零治
[5/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
な2人に大声で言う声が。

「「レイジ(さん)!?」」
「悪い、俺はレイジじゃ無いんだ。………まあそれはともかく、俺達に任せろ!!」
「俺達………?」

その瞬間、シンクとアンネローゼの前に黒い鎧を纏った赤い髪の男が現れた。

「な、何だ!?」
「敵!?」
「そいつは俺の相棒!!零治、デカイ奴を頼むぞ」
「いつも通りですね、了解!!ラグナル、アギトやるぞ!!」
『『了解!!』』
「グラビティブラスト、チャージ開始!!」
「駄目よ!!そんな事してもアイツが………!!」

「クイックバレット、エクスキューションシフト!!」

そんなウェーレンの声を聞いて、アンネローゼとシンクは麒麟の方を向く。

「なっ!?」
「光の玉弾が麒麟を包囲してる………?」

シンクの言う通り、麒麟を中心に囲むように大量の光の弾が麒麟を包囲した。

「行け!!!」

ウォーレンの一言と共に一斉に四方から襲いかかった。

「凄い!!」
「レイジ、あなた………」

「レイジじゃない、ウォーレン・アレストって言うんだ。………まああの威力でダメージが通るなら俺も余裕が出来るんだけどな………」
「それってどういう………」

「グギャアアアアアア!!!」

怒りとも聞こえる咆哮が辺りに響く。
麒麟はウォーレンの攻撃を受けたが、体には致命傷になるような傷は無く、多少傷があるくらいである。

「やっぱり力不足だよな………」
「レイジさん、どうするんです?」
「ウォーレンだ。このまま俺が囮として敵を牽制し続ける。アンネ、手伝え」
「アンタもアンネって気安く………」
「長いんだよお前の名前は………ってちっ!?」

向かってきた触手を躱し、魔力弾で更に向かってきた触手を撃ち落とした。

「降り注げ、レインバレット!!」

上空に向かってハーディアスを撃つウォーレン。
すると麒麟の上空から魔力弾が雨の様に降ってきた。

「そんでもってもう一撃!!サークルブラスター!!!」

先ほど放った魔力弾と一緒にスフィアを飛ばしていたウォーレン。そのスフィアからレーザーの様な砲撃が麒麟を襲う。

「そして………これがラスト!!スパイラルブラスター!!」

双銃を束ね、チャージした二重に重なった砲撃は真っ直ぐ麒麟の体に直撃し、

「グギャアアアアアアアアア!!!」

大きな悲鳴と共に麒麟の体を貫通した。

「通った!?」
「零治!!!行け!!!」

「アギト、ラグナル行くぞ!!」
『イエスマスター!!』
『ぶっぱなせ!!』

「『『グラビティブラスト、フルバースト!!!」』』

零治の放った砲撃魔法は麒麟を完全に飲み込んだ………










「何あれ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ