鎖と首輪
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
リュカが何を言っているのか理解出来ないのだ。
「いいか…その首輪にループする様に光の玉のパワーを纏わせてある。無理に外そうとすれば、纏ってある光の玉のパワーに穴が空き、そこから『メガンテ』発動する仕掛けになっている。また光の玉のパワーが届く範囲は、約300メートルだ!従って僕の持つ光の玉から300メートル以上離れると、『メガンテ』を押さえ付けるパワーが消えて、その首輪は爆発する…僕からは離れない方が懸命だぞ」
そこまで説明すると、ティミーとラングストンにバコタから離れる様に手で合図する。
血相を変えて離れる2人。
それを見て蒼白になるバコタ。
「は…ははは…そ、そんなの…ハ、ハッタリだ…と、取ったって…爆発なんか…」
蒼白になりながらも、強気な姿勢を維持しようと努力するバコタ…
「そう思うなら外せ!ハッタリだと思うのなら、今すぐ外せ!これ以後の話をするのは、それからだ…何時までもその首輪の真偽について話したくない。さっさと結論を出す為に外せ!それでハッタリかどうかは結論が出る!」
強気を貫こうとするバコタだが、リュカは更に強気な態度で言い放つ。
泣きそうな表情で自分の首に付けられた首輪を恐る恐る触るバコタ…
目に見えるだけが鎖の効果では無いのだ…
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ