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スーパー戦隊超決戦
第三十七話 ドクターマンの決断その十六

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「私達は」
「長い時間がかかってもだな」
「はい」
 それでもというのだ。
「着くことが出来れば」
「それでいいか」
「そうです、ですから」
「わし等はこのままだな」
「進めばいいのです」
「そういうことだな」
「戦いではなく」
 これからはというのだ。
「内政によってです」
「豊かに平和になりな」
「楽しく暮らしましょう」
「そうだな、そしてその前にな」
「彼等と決着をつけ」
 そうしてというのだ。
「踏ん切りをつける為に」
「戦隊の者達と戦うな」
「そうしましょう」
「その戦いにギアも加わる、ではだ」
 ドクターマンはあらためて話した。
「これよりこの艦内に組織ごと移り」
「そうしてですね」
「戦隊の者達に手紙を送りな」
 書いたうえでというのだ。
「宣戦を布告しよう」
「では時と場所も決めましょう」
 エンタ―ハドクターマンの言葉を受けてそのうえで仲間達に提案した。
「そうしましょう」
「是非な」
「時は一ヶ月後で場所は首里城で如何でしょうか」
「沖縄のか」
「この度は沖縄でいることが多いですね」
「私も店もありな」
「そして彼等も我々もいますので」
 だからだというのだ。
「沖縄がいいですし」
「そして戦うなら城だな」
「我等が籠り」
 その首里城にというのだ。
「そしてです」
「戦うな」
「それで如何でしょうか」 
 エンターは仲間達に顔を向けて賛否を問うた、すると誰も否定せず頷いた。こうして決戦の時と場所が決まり。
 ドクターマンはギアの者達をザンギャックの艦に移動させ手紙を書いた、そしてその手紙を戦隊の者達に送ったのだった。


第三十七話   完


                  2024・9・8

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