第三十七話 ドクターマンの決断その十四
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「ずっと探していたけれどな」
「見付けたか」
「ああ」
そうだというのだ。
「本当にな」
「そうか、それなら今はどんな気持ちだ」
「最高の気持ちだよ」
微笑んでだ、ドレイクに答えた。
「是非キラキラをずっとな」
「楽しみたいか」
「そう思ってるぜ」
「それならです」
グリッタはゼットの言葉を聞いて彼に言った。
「是非お友達をです」
「これからもだな」
「増やしていき」
「大切にしていくことだな」
「そうしましょう」
こう言うのだった。
「是非」
「だからドクターマンにな」
「ギアの皆さんも」
「友達としてな」
「笑顔になってもらいますね」
「ずっとな」
それこそというのだ。
「そうなってもらう様にしていくぜ」
「そうです、キラキラはです」
「笑顔だな」
「明るく曇りのない」
「そうだよな、ずっと探していたけれどな」
「見付けられましたね」
「遂にな」
「そうだね、笑顔が一番の宝だよ」
ヨドンナも言ってきた。
「皆でいつも心から笑えたら」
「これ以上いいことはないな」
「僕もそう思うよ」
ヤーブンに顔を向けて答えた。
「今はね」
「俺もだ、戦いよりもな」
「笑顔だね」
「これかはな」
「戦うことなくね」
「皆で仲良く地道に働いていってな」
そうしてというのだ。
「暮らしていくんだ」
「そして皆で笑い合って暮らす」
「そうしていくべきだ」
「その通りだよ、ヨドンヘイムもね」
即ち自分達もというのだ。
「これからはね」
「そうしていくな」
「そのつもりだよ」
まさにというのだ。
「本当にね」
「それがいいな、それにな」
「それに?」
「戦隊の連中ともな」
これから戦う彼等もというのだ。
「今度の戦いが終わったらな」
「もうだね」
「ああ、あいつ等ともな」
「戦わないね」
「その必要もなくなるしな」
決戦の後はというのだ。
「俺達自身がな」
「そうなりつつあるしね」
「攻め取るよりです」
メタルエーは静かに言った。
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