暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
黒き森の魔狼
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離れた場所に着地した。そして右手で手刀を作り左斜め上に大きく掲げた。

 ライダー
 ゆっくりと半月を描き旋回させる。そして右斜め上に達すると動きを止め脇にスッと引き拳にした。それと共に本郷の腰に中央に風車のあるベルトが出現した。スーツも黒いバトルボディとなり胸が緑になった。手首足首が銀の手袋とブーツに包まれる。

 変っ身っ!!
 身体を右に捻り左手の手刀を素早く右斜め上へと突き出す。風車が激しく回転する。それと共に本郷の顔の右半分がバッタの様なライトグリーンの紅く大きな眼を持つ仮面に覆われた。そしてそれは左半分も覆った。

 風車から強い光が発される。光が消え去ると本郷猛はそこにはいなかった。仮面ライダーがそこにいた。
 ライトグリーンに紅の眼をした仮面。深紅のマフラー。黒のバトルボディに緑の胸、そして銀のグローブとブーツ。
仮面ライダー一号、ここに登場した。
 「ぬうう、ライダーに変身したか」
 「行くぞ改造人間っ、トゥッ!」
 ライダーはそう言うやいなや大きく跳躍した。そして怪人達の中に降り立った。
 「クゥゥーーラゲェーーーーッ」
 クラゲウルフが右手の職種と爪の生えた左手を合わせ電流を放つ。ライダーはそれを左にさけ怪人の懐へ一気に入った。
 左手でクラゲウルフの右肩を右手で左太腿を掴むと大きくジャンプしあ。そして頭上に怪人の身体を持ってくると駒の様に大きく回転させた。
 「ライダァーーーきりもみシューートォーーーーッ!」
 地面へ向けて思いきり投げ付けた。激しく回転しながら地面に叩き付けられたクラゲウルフは爆発四散した。
 着地地点にはロンリーウルフがいた。空中で前転すると両足でロンリーウルフの首を絞めた。
 「ガググ・・・・・・」
 そのまま前へ倒れた。両手で跳ね空中で回転する。
 「ライダァーーーヘッドクラッシャアーーーーッ!」
 ロンリーウルフの脳天を地面に叩き付けた。素早く飛び退く。ライダーの背後で怪人は爆発した。
 「ウォーーーーッ」
 奇械人オオカミンが吼える。そして左手をライダーへ向けて構えるとロケット弾を撃ち出した。
 「ムン!」
 ライダーはそれを顔の前でクロスさせガードした。ロケット弾は爆発し闇の中に光と噴煙が巻き起こる。オオカミンは勝利を確信した。だがライダーは無事であった。
 「トォッ!」
 ガードを解き怪人へ突進する。そして頭から体当たりをかけた。
 「ヘッドクラッシャアアーーーーッ!」
 後ろへ吹き飛ぶ怪人。ライダーはそれに対し体当たりをかけたままの姿勢で突進を続ける。そして蹴り上げ自身もジャンプした。
 その跳躍は驚異的だった。信じられぬ速さでオオカミンを飛び越すとそのまま怪人の背へ落下していく。
 「ライダァーーーニーブロォーーーーック!」
 膝蹴
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