第二章
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「うちに連れて帰ってきたのよ」
「それで家族に迎えるんだ」
「そのつもりよ」
「そうなんだ、それじゃあね」
「ええ、動物病院にも連れて行って」
そうして診察をしてもらいというのだ。
「名前もつけてね」
「ご飯もあげて」
「家族に迎えるわ」
「わかったよ」
息子は反対しなかった、それでだった。
子猫は正式に家族になった、名前はミニキティと名付けられ。
診察も受けて家にいる様になったが。
「ニャア」
「ワンワン」
「すぐに仲よしになったわね」
「そうだね」
夫は家の中で楽しそうに一緒にくつろいでいる二匹を見て妻の言葉に頷いた。
「二匹共ね」
「ええ、すぐにああして仲よくなって」
「一緒に寝たりしているね」
「そうね、ミニキティはいい娘よね」
「明るくて愛嬌があって」
「誰とでも仲よくなってね」
「そしてね」
夫は話を続けた。
「勿論私達ともね」
「仲がいいね」
「フランソワともね」
「すぐに抱き締めてくるんだよね」
その息子も言ってきた。
「ミニキティって」
「そうなのよね」
「僕達も抱っこするけれど」
「あの娘もそうしてくれるのよね」
「それがまたいいね」
「そうね」
セリーヌは息子のその言葉に頷いた。
「私達が好きだってわかってくれるから」
「そうだね、それじゃあこれからも」
夫は笑顔で応えた。
「ベテそしてミニキティとね」
「仲よく暮らしていきましょう」
「そうしよう、畑仕事もして」
「家族皆でね」
笑顔で話してだった、二匹にご飯をあげた。するとミニキティは沢山のご飯を勢いよく食べた。そしてまた元気に遊ぶのだった。
抱き締めることが大好きな三毛猫 完
２０２４・１１・２０
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