第三千七百七十五話 伝説にしても
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第三千七百七十五話 伝説にしても
秀吉さんの当時かなり地位のあった人の血が流れているというお話についてはです、イギリスは真面目なお顔で言いました。
「これは創作だな」
「はい、明らかに」
日本も否定しません。
「当時から思われていました」
「そうだよな」
「こうした話って多いからな」
フランスも真面目なお顔で言います。
「どの国にもな」
「左様ですね」
「もうベニョウズスキーさんになるとな」
スペインは日本に来たこともある大悪人の名前を出しました。
「言う度にや」
「出生が変わりましたね」
「あの人は詐欺師でもあったさかいな」
「風雲児たちでも描かれていました」
みなもと太郎先生の未完の大作です。
「とんでもない人でしたね」
「それで秀吉さんもやな」
「やはり生まれに思うところがおありで」
それでそうしたお話を広めたというのです、お百姓さんから天下人になっても何かと思うところがあったみたいです。
第三千七百七十五話 完
2024・11・21
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