第三十七話 ドクターマンの決断その三
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「それこそだ」
「全くね」
「そうなるからな」
だからだというのだ。
「夜の訓練が出来ることもな」
「いいね」
「昼に決戦の時間を定められてもな」
「時間は常に動くよ」
「絶対に止まることはない、それならだ」
「夜にもなるよ」
昼にはじまってもというのだ。
「長引けばね」
「そうなることも考えられるからだ」
「夜間戦の訓練もだね」
「すべきでありな」
そうであってというのだ。
「出来てだ」
「いいね」
「まことにな」
「実際結構夜に戦うことあるわね」
マジーヌが言ってきた。
「本当に」
「戦いって何時でも起こり得るからな」
ガルが応えた。
「だからな」
「それでよね」
「俺達これまで何度も経験あるしな」
「実際にね。だからね」
それでというのだ。
「夜間戦の訓練もね」
「しないと駄目だな」
「実際にね」
「全くだな、しかしな」
ガルはさらに言った。
「種族で夜に強い弱いってあるな」
「夜目ね」
「俺は得意だよ」
ガルは自分のことも話した。
「夜でもな」
「よく見えるわね」
「ああ、変身しなくてもな」
それで能力が上がらずともというのだ、変身すれば視覚の能力もかなり上がるのだ。腕力や瞬発力だけが上がるのではないのだ。
「よく見えるぜ」
「そうした人もいるわね」
「そうだよ、けれどな」
「やっぱり昼の方がよく見えるわね」
「どうしてもな」
「そうそう、そこはね」
アムも言ってきた。
「私達も同じよ」
「ネコ科でもなのね」
「確かに夜もよく見えるけれど」
それでもというのだ。
「お昼の方がね」
「やっぱりよく見えるわね」
「そうなのよ」
マジーヌに話した。
「これがね」
「そうよね」
「それでね」
「夜の訓練をしたら」
「有り難いわ」
夜間戦に慣れるからだというのだ。
「本当にね」
「そういうことね」
「何時でも何処でも戦えないとな」
鳳は強い顔と声で話した。
「さもないとだ」
「決戦に勝つことは難しいよな」
桜田が応えた。
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