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彼は いつから私の彼氏?
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水澄のことがあるんやと思っていたけど それっ 伝えたら ふっ切れるやろー 水澄は翔琉と別れも仕方ないと思ってるんやな!」

「あぁー そんなんちゃうけどー・・・今の私には 無理やねん・・・ 智子 私は、智子のことは・・・」

「わかってるって ウチも水澄とは親友のままやでー 卓球も頑張りやー オリンピックやでー また 時々は逢おうなー」

 自分で乗ってきた自転車を押しながら、私と並んで歩いていたお兄ちゃんが

「水澄 泣いているんちゃうかー? 人前では強がり言うのにー すぐ 泣くのぉー」

「お兄ちゃん 私 大変なこと ゆうてしもぉーたんやろか?」

「翔琉とのことか?」

「・・・今でも 好きなんは変わらへんねんけど・・・」

「そらぁー 水澄の 今の状況考えると仕方ないんちゃうかー」

「私 今でも 翔琉の胸で甘えて、支えて欲しいって思うこともあるんよ でも そんなことしても・・・何にも 生まれへんやんかー 結局 自分で向かって行かなきゃーって・・・だから 翔琉のことは考えへんよーに言い聞かせてるんやー」

「水澄 お前は 本当に男が惚れて追いかけるような 好い女になりかけてるよなー お母さんが仕掛けたまんまのな 翔琉のことはしばらく忘れろ」

「何? お母さんが仕掛けたって? お兄ちゃんだって 翔琉とのことは応援してくれてたやんかぁー なんやのん?」

「いゃっ ただ お母さんは 水澄に太子女学園のスターになって欲しいってことさ」

「そんなん なれるわけなんヤン お兄ちゃんの妹やでぇー」

「だけど お母さんの娘なんだろう・・・」

「そう お母さんの・・・」

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