第二章
[8]前話
「まさに」
「ええ、けれど流石にね」
「あそこまではですね」
「当時でもそうはいなかったわ」
「あそこまで人種的偏見の強い人は」
「だから色々な人がいるニューヨークが嫌いで」
この街がというのだ。
「それで手紙にもね」
「人種的偏見が出ていて」
「そのことはね」
どうしてもというのだ。
「あの人の問題点でね」
「気を付けないといけないですね」
「そう、ラグクラフトは確かに独自の作品世界を形成していて」
そうであってというのだ。
「今も色々な人が創作しているわ」
「ゲームにもなっていますね」
「ええ、けれどね」
それでもというのだ。
「人種的偏見は注意してね」
「くれぐれも」
「あの人だけの中にあってヒトラーみたいに煽らなかったけれど」
あくまで彼の中だけのことであった。
「それでもね」
「そうしたものがあることはですね」
「気を付けてね」
「そうします、読んでいて随分気になったので」
「あの人にはそうした問題があったことはね」
「注意してこれからも読んでいきます」
「他の創作する人達にはないのが普通だしね」
人種的偏見が存在しないというのだ。
「あの人以外のラグクラフト作品はね」
「そうしたことはそうはない」
「安心して読んでプレイしてね」
「そうしていきます」
森はケイシーの言葉に頷いた、そうしてだった。
クトゥルフの作品を読んでプレイしていった、そのうえでその独自の世界を楽しんでいった。ラグクラフト以外には人種的偏見がないことが普通でそのことも安心して出来たのだった。
ラグクラフトの問題点 完
2024・11・19
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