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星河の覇皇
第八十七部第四章 首相官邸にてその二十七

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「連合としてはね」
「人口はですね」
「増やしていけるわ」
「それ故に」
「人口はね」
 それはというのだ。
「増やしていけるし」
「増やしていかないといけないですね」
「だからね」
「長官もですね」
「結婚して家庭を持って」
 そうしてというのである。
「それからね」
「子供もですね」
「もうけるべきよ」
「そうあるべきなので」
「早いうちにね」
 一刻も、伊東は自分の言葉の中にこの言葉も入れた。そうしてそのうえで小柳に対してさらに言うのだった。
「すべきよ」
「左様ですね」
「今では七十でも子供を作れるけれど」
 医学の進歩によってだ。
「そうでもね」
「女性がそうでも」
「それでもね」
「結婚は早いうちにして」
 そしてというのだ。
「出来るだけね」
「多くの子供をですね」
「もうけることが」
「いいですね」
「子供を作るのも貢献よ」 
「連合という国そして社会への」
「それよ」
 まさにというのだ。
「子供を作ることもね」
「それもまたですね」
「それも多いならね」
「多いだけいいですね」
「野球出来る位でも」
 九人であることは言うまでもない」
「サッカーでもラグビーでもね」
「多いならですね」
「それに越したことはないわ」
「その子供達が国に活力を与えてくれて」
「将来働き手となってくれてね」 
 そうなってというのだ。
「さらにね」
「国力を発展させてくれますね」
「だからね」 
 それ故にというのだ。
「子供はね」
「多いだけいいですね」
「だからこそ中央政府も各国政府も多産を奨励しているわ」
「様々な福利厚生のサービスも用意して」
「政策としてね」
「そして実行していますね」
「税金でも優遇されるし」
 子沢山の家にはだ。
「政策で多産を推進して」
「不妊治療もですね」
「かなり進歩していてね」
「子供が産まれやすいですね」
「不妊治療は二十一世紀と比べたら」
 それこそというのだ。
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