暁 〜小説投稿サイト〜
故郷は大空にあり
第八話 改装はいい手段だ…大好きさ。

[8]前話 [1]後書き [2]次話
「なあF/A18」

「ん、提督、何?」

「いつまでそこにいるんだ。」

「いつまでだろうね。」

今日は休日なので、たまにはのんびりしてようかと思っていたら、
F/A18が執務室に乗り込んできてあんまりゆったり出来ない。

「わかったよ。いいものあげるからこっち来い。」

「なになに…?」

「ほらっ…これだよ。重いな…」

「っ!?これは」

F/A18が目をキラキラさせて手に持っている重い資材を見る。
俺にはこれに価値があるのか知らないが、目を綺麗にキラキラと光る眼を見ていつの間にか
俺はF/A18に資材を渡していた。


「提督ぅ…ありがとうね。貴重な資材を貰えるなんて…じゃあ、改装してくるね。」

_________________________

「私、変わった?提督」

「結構変わってるね。」

「えへへ〜…強くなったし、提督だって…言ってくれた。」

「戦力が増えるのはいい事だ。平和にこの世を出来たらいいんだけど…」

「提督が生きている間にはしてみせます!」

「それは嬉しいことだ。」

「ねえ…提督」

「どうした」

「抱きついてもいい?」

「なんでそんな急にそんなことを」

「そうやってすぐ曖昧にするんだからぁ」ザバッ

「うわぁっ…急に抱きついて来るな!」

「いいじゃないですか」

「一応提督と艦娘の関係なんだよ!」

「一応ってなんですか!一応って!」

「そこに突っつくんじゃないよ」

「提督、既に私は提督が大好きなんだから、そんな関係なんて壊れてるんだよ。」

「サラッと宣言するんじゃない!」

「提督って暖かい…肌寒いこの時期にはちょうどいい温かさ…寝落ちしてしまい…そう」

「はぁ…仕方ないなぁ…F/A18のやってもらいたいこと、だいたい分かってきたよ。」

「本当にそう?」

「ああぁ…こうだろ、多分」ナデナデ

「提督になでなでして貰えるの嬉しいな…もうちょっとやって…」

「はぁ…せっかくの休日を…まあいいや…(可愛いし)」

「いい気分…なんだか…眠りそう」

「頼むから寝ないでくれよ」

「えへへ…寝ないから、もうちょっとしててよ〜」

「ほんとか?」

「ほんとだよぉ…私は、すこーしお昼寝して、夢の世界に逝くだけだから」

「寝てるじゃないか、って、F/A18?」

「ん…むぅ…すぅ…すぅ」

「可愛いな…俺も…少しお昼寝するか…たまにはこんな休日もいいかもな…」

「提…督…一緒…うれしい」

[8]前話 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ