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「いや たまたま 興味あったから、息抜きに・・・ こんな話もあるんだよ 勝家とお市さんは歳が離れていたからか 勝家はお市さんとは夫婦の間のことが無かったらしい そーいうこともあるからか、勝家の武将としての男らしさに お市さんは次第に情がわいて、最後は秀吉に攻められた時も、三姉妹は秀吉に託して、勝家とともに自害したとか」
「ふ〜ん 夫婦になったのに してなかったんだー」
「ふふっ そう してなかったらしい もともと、信長の下についた時から、勝家はお市さんに憧れみたいものを感じていて、崇拝してたみたいだからー 手も触れられなかったんだろう」
「へぇー そこまでになると 男の人って 手を出しにくくなるんだー」と、香ちゃんも話に乗ってきた。
「・・・それは・・・どうだか・・・。信長が死んだ後の会議で、お市さんを勝家のもとにって、押したのは秀吉らしいんだ。当時、勝家が信長の筆頭家老みたいなもんだったから、秀吉は恩を売るつもりだったんだろう。勝家がお市さんのことを慕っているのを以前から知っていただろうからー それに、秀吉もねらっていたと思うけど、当時はまだ ねねさんも まだ若かったし、怖かったのだろう」
「そうかぁー 秀吉って女ったらしだもんねー」
「かもな 結局三姉妹のうち二人もものにしたもんなー それ以外にも、戦で留守にしている武将の妻を呼び寄せて、言い寄ったらしい 天下人だからやりたい放題なんだろう」
「男って 権力とお金を手に入れると 結局 女を弄ぶんだよねー 一真さんも そう?」
「えっ なんだよー 水澄ちゃん 厳しいこと聞いて来るなぁー そんなの そーなってみないと わかんないよー どんな気持ちなのか」
お昼すぎにホテルに着いて、すぐに私達3人は海に向かって、お母さん達は海辺のカフェでお茶をしていた。最初、私等女の子を前にぎこちなかった彼も、次第に浮き輪の取りっこをしているうちに、身体が触れ合っても自然と振舞っていたのだ。
そして、次の日はアドベンチャーワールドに行ったのだけど、香ちゃんは時々 彼と手を繋いだりして恋人気取りなのだ。私は、ふたりのデートに付き添いで来ているようなものだった。
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