第三十六話 猛訓練その十
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「これだけ用意した」
「和食に洋食に中華に」
「何でもな」
「それでお腹一杯だね」
「食べてくれ」
「そうさせてもらうね」
「私も食べるしな」
ラリーはサラダを食べて応えた。
「こうしてな」
「そのサラダ身体によさそうだね」
タスクはレタスにセロリ、胡瓜、アスパラガスにトマト、ラディッシュ、林檎にパイナップルが入っているそれを見て言った。
「かなり」
「そうだ、味もいい」
「そちらもだね」
「だから食べてくれ」
是非にというのだった。
「皆な」
「それじゃあね」
「ドレッシングもある」
「じゃあドレッシングはね」
タスクはそれも見て話した。
「フレンチにするよ」
「それにするか」
「色々あるけれどね」
「マヨネーズもあるな」
レオはそれを見て言った。
「じゃあ俺はな」
「マヨネーズをかけてか」
「サラダ食うな」
「そうしてくれ」
「じゃあな、野菜料理も多いな」
レオは今はスペアリブを食べているがメニューを見回して言った。
「八宝菜やおひたしやスープもあるしな」
「野菜もだ」
これもというのだ。
「多く食べないとだ」
「駄目だよな」
「君はライオンだが」
それでもというのだ。
「身体に人間の要素も多い」
「そうだと野菜もな」
「多く食べるといい」
「やっぱりそうだよな」
「私も肉や魚を食べるしな」
「ゴリラは本来完全なベジタリアンだな」
バドがこのことを話した。
「そうだったな」
「実際に野菜と果物は大好きだ」
「だから今も食べているな」
「しかし肉や魚介類もだ」
そうしたものもというのだ。
「食べている」
「健康の為にな」
「そうしている」
「そうだな」
「後で鯖のフライを食べる」
八宝菜を食べているバドに話した。
「そうする」
「なら俺もだ」
「鯖のフライを食べるか」
「それにお刺身もな」
こちらもというのだ。
「食べる」
「そうするか」
「俺は戦闘には参加しないが」
それでもというのだ。
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