第七百七十四話 苺風呂その十一
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「それがどういうことか」
「言うまでもないわね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「もうね」
「そのことは」
「それこそね」
「言うまでもないわね」
「最早ね」
「アイドルになったら」
それこそというのだ。
「男の子から想像される」
「もうそれは絶対よね」
「ただ水着や下着になる訳じゃないしね」
「そもそもね」
「もうそれはわかってることで」
「考えたら駄目よね」
「というか売れ行きがね」
グラビアや写真集のそれがというのだ。
「大事だしね」
「笑顔で買ってって宣伝するものよね」
「むしろね」
「スタイルいいとね」
彰子はそれこそと話した。
「それでアイドルにもなるし」
「それも芸能界だし」
「コスプレイヤーでもね」
ここから芸能界入りするケースもあるのだ。
「スタイルいいとね」
「もうね」
「想像されるわね」
「そうしたこと考えるとね」
アンネットはどうかと述べた。
「気持ち悪いけれどどうしようもないわね」
「それはね」
アロアも確かにと頷いた。
「そうよね」
「その通りよね」
「まさにね」
それこそというのだ。
「頭の中での想像はね」
「誰にも止められないし」
「考えるだけ無駄だし」
「考えないことよね」
「自分の方からね」
「そうしたもよね」
「もうね」
こうアンネットに話した。
「こうしたことは」
「本当にね」
「そういえば」
ここで彰子は思い出した様に言った。
「連合じゃこうしたお風呂って裸で入るわね」
「ええ、銭湯でもスーパー銭湯でもね」
アロアが応えた。
「そうするわね」
「けれど昔は下着とか水着でね」
「入っていたのね」
「そうした国もあったみたいよ」
「そうなのね」
「連合じゃ全裸で入るけれど」
それでもというのだ。
「そうじゃない国もあったみたいね」
「水着とか下着で入ったのね」
「お風呂にね」
「全裸でしょ」
そこはとだ、アンネットは言った。ここで三人はまた水風呂を出て今度は室内の普通の風呂に向かっていた。その中で言うのだった。
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