仮面ライダーディボーン・後編
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顔を覆うマスクは大きく生えた剣歯が生えたサーベルタイガーを模しており、水色の瞳を持った黄金色マスクに変わっている。
【D-BONE! SABER TIGER-CROSS】
「疾風迅雷、縦横無尽の超高速でぶっちぎってやるぜ!」
高速形態を謳う"ディボーン・サーベルタイガークロス"となり、パキケファロの連続パンチの嵐を再び掻い潜っていく。
パキケファロは一撃一撃を魂込めて振り放つ……だが、ディボーンはメガネウラクロスの時以上にそれらを何らく避けていった。これにはパキケファロも驚く。
『オ、オレっちのパンチが当たらないだとォ!?』
「悪いな、なんたってスピードが売りだからな。コイツは」
自慢げに特異しながら、ディボーンはパンチのラッシュを掻い潜り、両腕による鋭いチョップを叩き込んだ。
ディボーン・サーベルタイガークロスの特徴は『超高速』、古代の肉食獣・サーベルタイガーとそれらを受け継いだトラやライオンといった現代の肉食獣から受け継いだ目にも止まらぬ瞬発力とどんな相手にも迎え撃つ高度な柔軟性を有している。
どんな獲物も即座に食らいつき、瞬く間に仕留めるのがこのディボーンの特徴だ。
両脚のスミノドンレッグから強風を噴き出し、その勢いのまま手刀を叩き込むディボーン。その一撃はパキケファロの胴体に深々と刺さった。
「セイヤァ!!」
『ぐはぁぁぁ!? や、やるなぁ……ディボーン!』
「そりゃどうも!」
敵ながら褒め讃えるパキケファロに対し、ディボーンは言葉で返すと、手刀を引き抜いて蹴り飛ばした。
空中で一回転しながら、ディボーンはメガネウラDファングを取り出し、ディーリードライバーにセットして読みこんだ。
【MENGANEURA】
【D-READ…MENGANEURA】
「さーて、最後はコイツだ。クロスチェンジ! メガネウラ!」
【D-BONE!MEGANEURA-CROSS】
サーベルタイガークロスからメガネウラクロスへと戻ったディボーン。
よろめくパキケファロを目の前に、再びメガネウラDファングをディーリードライバーへセット。必殺技をお見舞いするために読みこんだ。
【D-BITEING DYNAMIC! MENGANEURA】
『一気に決めろ! アカツキ!』
「おうよ! いくぜ、ライダーキックってやつをなぁ!!」
ディーリーの言葉と共に、グライディングフェザーを展開しながら上空へと飛翔。
空高く舞い上がったディボーンは飛び蹴りの態勢で急降下……突き出したその足を赤熱化させながら、パキケファロへとお見舞いする。
「おりゃああああああ!!!」
『ふおおおお!?』
ディボーン・メガネウラクロスの必殺キック『メガネウラ・バー
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