息子 達樹との会話
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でも そんなことってあるのかよー 今の水澄には すごく 酷なことだろう? 訳もわからないまま・・・翔琉と別れろってかー」
「あの子は まだ幼いのよ これから、色んな男の人に出会って 変わっていくわよー」
「そーかなー 俺は あいつはそんな女じゃぁーないと思うけどなー」
福井からの旅行から帰ってきた時も
「なんとか 翔琉と触れ合うのは避けるようにしてきたけどさー さっきも 駅であいつ等と別れる時にな 水澄は翔琉を前に涙目なんだぜー 又、しばらく逢えないからってー そんなの 兄貴として何にもしてやれないのは 辛くってなぁー」
「ごめんなさいね こんなお母さんだから 達樹にもそんな思いさせてしまってー」
「そんなー なんも お母さんを責めてるんじゃぁないよー なぁ その男って 本当に硝磨のお父さんだったのかなー」
「そうよ きっと だって お正月の時も 言っていたじゃぁない ふらふらと夜に出て行ってお酒飲んで・・・楽しいこともあったってー 気晴らしだったのよー あんなことってー それに、あの手の感触 忘れてないわー」
「だってよー それって 状況証拠に近いんじゃー 俺には、あのおじさんがそんな人って思えないんだけどー」
「それは・・・昔の話だから 変わったのよー 確かめるんだったら 12年前の5月15日の夜 あなたは何をしていましたかって 覚えている訳ないでしょ! あの男にとってはただのストレス発散だったのよ! 許せないわ」
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