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仮面ライダーアルカナ
第2話:思い立ったが凶日
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「おっと、危ない危ない」

光の本流は逆再生のような動きで戻っていき、右のテンパランスショットの銃口へ吸収されていく。
結果的に建物内部を最小限の被害に止めたのであった。


――――


モンキードラウとの闘いの後、統人は別の場所へ避難していた真依と合流をする。
そこには日向の姿もあった。

「すまん……あんたの言う通りだった」

「ま、気にしないでくれよ。世の中には当たるも八卦当たらぬも八卦とかいう言葉もあるんだし」

申し訳なさそうに頭を下げる日向に対して、別に気にしてない様子で接する統人。
背を向けながら話していたが、日向の方へ顔を向けると笑顔でこう言った

「代わりと言ってはなんだが、かわいいお客紹介してくれよ。今度来た時、おまけでもしておくからさ」

「……統人?」

「ちょっと真依ちゃん、なーに怖い顔しちゃってんの?(えにし)のつなぎ合わせも占い師としちゃある意味立派な報酬なんだからがさ」

「そういって統人はかわいい子と知り合いたいだけでしょ!」

「嫉妬かな?嬉しいねぇ、焼き餅妬いてくれちゃってお兄さん嬉しい!」

「なっ、そんなんじゃないっての!!」

顔を真っ赤にしながら、真依は統人へ迫る。
統人は笑顔でそれをあしらいながら、真依の繰り出している拳を避けていく。
そんな夫婦漫才のような光景を見て、日向は思わず吹いて笑ってしまう。

『死神』の逆位置は"再スタート"。
一度はくじけたものの、青年企業家の活躍はこれから始まるのであった……。






「こら待て!あっ……」

「おっと……あっ」

「………」

「やっぱおっきいおっぱいはいいよね。触り心地がいい」

「節制!!」

「あいたっ!?」


【to be continued】

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