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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第20話:繋がるオモイ
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れた人物はホログラムに映る。
フードを被っており、若い男の声を発しながらリーダーに申し出た。
『異世界からやってきたディケイドとその仲間のライダー達と遭遇した』
「……なんだと?」
"ディケイド"という名前を聞いて話に参加していたメンバー全員が騒然とする。
ゴーグルの青年が驚きの声を上げながら訊ねる。
『おいおい、それって本当なのか!?ディケイドって、あのディケイドか?』
『ディケイドと仲間のライダー達はG3ユニットと協力して大型の魔化魍二体を倒した。画像がこっちだ』
『へぇ、成長した魔化魍を二体も倒すってのは驚きだぜ』
バンダナの少年は嬉々とした声で言った。
噂ではディケイドは他のライダーでは倒せない怪人の特性を無視して倒すことができるという。
複数の怪人を使役するネオライダーと相手する自分達にとっては是非とも味方に引き入れたいライダーだ。
リーダーはアギトに対して仲間達の事を聞いた。
「ディケイドの仲間達についてわかっていることは?」
『今回ディケイドの他に現れたのはあのクウガと……銀色の鎧に蛇の意匠が入った鎧を纏う戦士と、赤と緑で左右非対称な鬼です』
そう言いながらリーダーはホログラムに映し出された情報を浮かび上がらせる。
ディケイドやクウガといった仮面ライダー達が映し出され、その光景の一つを見て、リーダーは名前を呟く。
「あっちの銀色は仮面ライダーサガ、緑と赤は仮面ライダー歌舞鬼か」
『知っているんですね』
「ああ、うちと縁のあるやつがちょいとネタを残していてな……一応覚えてはいるさ」
リーダーは目の前に浮かぶ映像の中からとある光景がふと目に留まる。
そこに映し出されていたのは仮面ライダーへと変身を遂げた小狼達三人の姿……彼らの姿を見て、リーダーは眉をひそめた。
「何故、彼が仮面ライダーナイトに?」
『リーダー、どうかされたのですか』
「……そうだな、今関東の頼打地区に近いのはガタックと斬鬼か」
リーダーが二人のコードネームらしき名前を呼ぶと、ゴーグルの青年とバンダナを巻いた少年のホログラムに切り替わる。
『俺達をお呼び出しとは』
『へへっ、お目が高いぜ!』
二人は自信満々な表情を浮かべて言葉を待っていた。
暫しの間、閉じていたリーダーの口が開く。
「二人に告げる。ディケイドとその仲間達に接触せよ」
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