暁 〜小説投稿サイト〜
ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第19話:鉄騎のソウコウ
[4/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
た代物だ。
ユウスケが世界の旅に出る際に共についてきた愛機として使われていたそれをディケイドの有する"世界を渡る能力"を応用してここに出現させたのだ。
ディケイドはクウガに向かって叫ぶ。
「ユウスケ、お前はお前のバイクに乗れ!」
「ありがとよ、士!」
ディケイドの言葉を聞いたクウガは、トライチェイサー2000に乗りこんだ。
するとゴウラムの上半身と胴体が二つに分かれ手変形、トライチェイサーと合体する。
ゴウラムの巨大なキバを有した戦闘マシン『トライゴウラム』が完成し、クウガは驚きの声を上げる。
「これが、馬の鎧……!」
「トライゴウラム、丁度いい。魔化魍相手にはこの馬力が必要になりそうだ」
そういいながらディケイドはトライゴウラムの後方部分に立つ形で乗りこむ。
ディケイドを乗せたクウガのトライゴウラムは発進し、オオアリの一体へと突っ込んでいく。
「いくぞ士!振り落とされるなよ!!」
「ああ、いくぞユウスケ!」
【FINAL-ATTACK-RIDE…DE・DE・DE・DECADE!】
ディケイドは自身のドライバーにカードを装填し、発動させる。
クウガの駆るトライゴウラムの進行方向上にカード型のエネルギーが発生し、それを潜り抜けていく。
ディケイドの次元エネルギーの力と、トライゴウラムの前方に集まった封印エネルギー。
二つの力が融合し、マゼンタ色の光に包まれたトライゴウラムがオオアリへと迫る。
『ギリギリギリ……!?』
「「いけぇーーー!!!」」
マゼンタ色の光に包まれたトライゴウラムの突撃『トライゴウラムアタック』がオオアリに直撃。
数十メートルも押し出した状態が続いた後、オオアリは胴体と上半身が泣き別れになりながら爆散する。
その巨体は枯れた木の葉となりながら消えていった。
オオアリの一体が消えたことにより形勢は変わっていく。
G3-01とG3-02は左右から仕掛け、右腕につけたフックのついた射出武器"GA-04 アンタレス"を構える。
「銃器が効かないならば!」
「これならどうだってんだ!」
射出されたワイヤーフックがオオアリの節足に絡ませて、動きを封じる。
身動きが取れないオオアリは蟻酸を吐いて溶かそうと口を開くも、そこへジャコーダービュートの赤い刀身が大アゴに絡みつく。
『ギギギギギリ!?』
「おっと、そうはさせないよ……!」
「ふんぬぅ!」
サガとG3-03は協力してジャコーダービュートを掴み、口を開かない様に抵抗する。
そうして身動きが取れなくなったオオアリの背中へ、歌舞鬼が飛び乗った。
「悪ぃな、誰も殺させずに戦うってのは難しいんでな」
腹部に取り付けられた音撃鼓をオオアリの背中へ取り
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ