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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第18話:銃弾とヤイバ
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てあれを?いいの?」

「構うものか。俺達の目的は……」

「うん、覚えてる……それじゃあ行ってくる!キャストオフ!」

【CAST-OFF】

【CHANGE-DRAGONFLY】

【CLOCK-UP】

ドレイクはドレイクゼクターを操作して、上半身を覆う装甲を飛散……マスクドフォームからライダーフォームへ変わるとクロックアップを用いてこの場から離れた。
一方サソードは再び一同の前へ出てくると、サソードヤイバーを上へ向けて叫んだ。

「ワームたちよ!我の元へ集え!!」

『『『Kyurrrrrrrrr!』』』

サソードの言葉に賛同するかのように鳴き声を上げているワームたちはG3達との応戦をやめて彼の元へと集う。
ディケイドとクウガは他の仲間達と共に集まり、サソードの出方を伺う。

「アイツ、何をする気だ?」

「みんな、気をつけろ!」

謎の行動に警戒するディケイド達。その一方でサソードはサソードゼクターの尾を引き抜いて押し出す形で操作し、必殺技を発動させる。

「ライダースラッシュ!」

【RIDER-SLASH】

サソードはサソードヤイバーの刃先に集約させて光刃を形成して放つ斬撃『ライダースラッシュ』を発動。
円形状に飛ばしたいくつもの斬撃波がディケイド達へ迫る。

「全員伏せろ!!」

ディケイドの言葉に従ってクウガを始めとしたライダー達は伏せてライダースラッシュの斬撃波を回避する。
周囲へ着弾し爆発が起き、その余波で爆炎が辺りを包む。
視界が煙と炎に覆われてしまい、迂闊に身動きができなくなってしまう一同。

「うわぁ、真っ暗だねぇ……一体どこから不意打ちを」

「いや、そうじゃねえな」

辺りを探るサガに対して、歌舞鬼が否定の言葉を呟いた。
やがて視界が晴れると、……そこにはサソードと彼が集めたワームの姿がなかった。
恐らく先程の爆炎に紛れて何処かへ消えたのだろう。
クウガは拍子抜けしたような声を上げる。

「退散したのか?しかしなんで……」

「さてな、ネオライダーについては探らないけないことが多いようだな」

ディケイドは未だにネオライダーの目的が見えない事を不満そうに呟く。
その隣ではG3達が未確認生命体が退散したことに一先ず危機は去ったと安堵する。

遠くの方で戦いを見守っていた夏海と北条も一息ついた。
―――その時であった、地面が揺らいだのは。

「きゃっ!?」

「なんですか、この揺れは!?」

北条は突然発生した地鳴りと揺れに驚き、何か起きているのか周囲を探る。
すると、ディケイド達の前方のコンクリートの地面が砕け散り、そこから『何か』が出てくるのが見えた。
北条は這い上がってくるそれを見て叫ぶ。

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