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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第17話:混戦するセントウ
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ッカー・ソードモードの刀身に光のエフェクトが灯り、飛ばされてきた蟻酸を切り落とす。
次元エネルギーの纏ったその太刀筋で飛んでくる蟻酸を防ぎながら、ディケイドはオオアリの怪童子へ近づいていく。

「吹っ飛べ!」

ディケイドはライダーカードによって発動させた強烈な斬撃・ディケイドスラッシュをオオアリの怪童子へお見舞いする。
真面に食らったオオアリの怪童子も斬り飛ばされてしまい、妖姫共々地面へと倒れる。
体勢を立て直そうとふらつく二体の所にディケイドと歌舞鬼は同時攻撃を仕掛けようとする。

「いくぞ」

「おう。ハァァァァァ……!」

ディケイドはライドブッカーをガンモードに変形させ、歌舞鬼は気合を込めると音撃棒 烈翠の先端が緑色の炎が灯る。
そしてディケイドは新しいカードをドライバーに装填し、歌舞鬼と共に撃ちだした。

【ATTACK-RIDE…BLAST!】

「「くらいな!!」」

ディケイドの繰り出した無数に分身したライドブッカー・ガンモードの銃身から放たれる連続銃撃・ディケイドブラストと、歌舞鬼が音撃棒・翡翠を大きく振りかぶって放つ火の弾・鬼棒術 烈火弾が怪童子と妖姫目掛けて飛び掛かる。
二人の攻撃が同時に当たり、怪童子と妖姫は炎に包まれた後、焦げた木の葉となって爆散してしまった。

その頃、クウガとサガは蛹のワームと交戦していた。
成体と比べると脅威度は低いが、それでも何時羽化するかはわからず油断は禁物。
クウガは格闘戦が得意な赤のクウガ(マイティフォーム)による使途空拳で、サガはフェンシングスタイルによる接近戦を用いて戦っていた。

「おりゃああ!」

「ハァ!!」

『Kyurrrrrrrrr!?』

サナギのワーム達は悲鳴を上げながら反撃を繰り出そうとする。
クウガとサガは何らく攻撃を防ぎながら応戦していく光景をG3達は見ていた。
特にかつて未確認対策班と戦った未確認生命体4号(クウガ)が姿を現した事に驚いている。

「あ、あれって4号!?本物か!?」

「マジかよ、あの4号が目の前に!?すっげぇ!!」

クウガの姿を見て感動に浸っている二人のG3達。
そんな彼らを仲間の一人のG3がアンノウンと応戦しながら声をかける。

「タケシさん、ケンタロウさん、何を見ているんですか。俺達も行きますよ」

「ああもう後輩!わかってるって!」

「俺達G3ユニットの力、見せてやる!」

それぞれ本名で呼ばれた"タケシ"――G3-01と"ケンタロウ"――G3-02は、"後輩"と呼んだG3-03と共にスコーピオンを構える。
目の前に立ち塞がる豹に似た姿の二体のアンノウン……『ジャガーロード』に対し、引き金を引いて発砲。
赤い体色と青い体色の二体のジャガーロ
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