第32話:勇者の計算外その7
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……
気持ちは解るが―――
「某の名は月鍔ギンコ!これでも立派な侍です!」
「……サムライ?」
指揮官はツキツバの元へ駆け寄り右手を掴んだ。
「良い所に来てくれた!貴殿らの様な高名な英雄を待っていたのだ!いやぁ、これで戦況は大きく変わるぞ!」
あのツキツバがキョトンとしている……やけに新鮮だ。
「あの、それよりセイン殿をだな」
「勇者殿をお捜しならあの魔族の砦に行けば良い!ついでに攻め落としてくれても構わんぞ!だははははっ!」
なんなんだこの人、やけに調子が良いな。
だが、セイン達の居場所が分かったのならどうだっていい。
砦は……邪魔になるので言う通り落とすつもりだ。
さあ……決着を着けよう!
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