暁 〜小説投稿サイト〜
魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【第一部】新世界ローゼン。アインハルト救出作戦。
【第7章】アウグスタ王国の王都ティレニア。
 【第3節】カナタとツバサ、潜入捜査開始。
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あ〜、それはどうでしょうか?(否定的な表情)」
 カナタ「全員が『レアスキル持ち』だからなのかな。管理局のネットで個人データを調べようとしても、すぐに『閲覧(えつらん)ロック』がかかっちゃって、何ひとつ調べられないんだよね。ホント、提督以外は年齢すら出て来ないって、どういうこと?」
【この「閲覧ロック」に関しては、「SSX」を御参照ください。】

 ツバサ「まあ、自由に閲覧できないことに関しては、実は、高町家やナカジマ家もほぼ同様なんですけどね。……そう言えば、私もいつの頃だったか、フェイト母様(かあさま)がリンディお祖母様(ばあさま)の実子ではないと知って、改めて『フェイト母様(かあさま)の生まれ』について、なのは母様(かあさま)にお訊きしたことがあるのですが、その時にも『あなたたちがもう少し出世したら、普通に教えてあげられるようになるんだけどねえ』と真顔で返されてしまいましたよ。(苦笑)」
  カナタ(がっくりと肩を落として)「たとえ母娘(おやこ)でも、二等陸士じゃ、まだ特秘事項は教えてもらえないのか……」
 ツバサ(慰めるような口調で)「二人で、早く出世しましょうね」

【この種の規則の運用も、Vividの頃までは、かなりユルユルでした。(苦笑)
 しかし、「エクリプス事件」の後、管理局でも「規則運用の見直し」が進んだ結果、80年代の前半からは、肉親に対してもかなり厳格に適用されることになったようです。】


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