第八十七話 釈迦如来その七
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「二億何千万肥満やで」
「我が国の人口並やな」
「そや、その割合がどんどんな」
「増えてるんやな」
「餓えの心配はほぼなくなったけどな」
中国の農民の腹はケ小平によってはじめて満腹になったと言われている、これは彼の功績の一つと言っていいだろう。
「それがな」
「今度は肥満やな」
「その問題が深刻化してるわ」
「我が国の人口並の肥満か」
「十四億やからな」
起きた世界の中国の人口はというのだ。
「そのうちの二億数千万はな」
「六人に一人位やな」
「人口の割合やとアメリカ程やないな」
「ああ、アメリカはもっと多いわ」
メルヴィルは割合がと話した。
「ほんまな」
「そやけど多いわ」
「六人に一人位でもな」
「そやな、その中にはな」
「甘いもんを食うてやな」
「太った人もおるからな」
施はだからだと話した。
「中国でもな」
「甘茶をな」
「飲むべきかもってな」
「思うんやな」
「そう思う時あるわ」
「安禄山並に太った人もおるしな」
羅も苦い顔で言った。
「最近の中国は」
「太り過ぎって人がな」
「日本でもたまにおるけどな」
「中国はもっと多いかも知れんな」
「割合でな」
「日本人の肥満ってな」
それはとだ、施は言った。
「まだまだや」
「そやな、多少お腹が出てる位や」
「そんな人が殆どやな」
「日本人あと韓国人もな」
「そんなに太ってへんな」
「太ってる人も少なくて」
「太っても多少程度や」
施はきっぱりと言った。
「女の子のダイエットなんかな」
「それ位でするか」
「そう言うレベルやな」
「甘いもん飲んで食べてもな」
「少しや、学校におってもな」
八条学園の話もした、自分達が通っている。
「そう思うな」
「スタイルのええ娘ばかりやてな」
「外国の娘含めて」
「食生活がちゃうからな」
「そんなカロリーあるもん食べてへんで」
「甘いもんも糖分低いしな」
「それでこのお茶はな」
施はあらためて今自分達が飲んでいる甘茶の話をした。
「ちょっと飲んでもな」
「とんでもなく甘いからな」
「どうしても甘いもん欲しかったら」
「これ飲んだらええな」
「仏事にも使われるし」
「飲んで悪いことないわ」
「それでこのお茶飲んで」
実際に飲みつつ話した。
「お菓子も食べて」
「ゆっくり休んでな」
「戦に行こうな」
「お釈迦さんとのな」
「しかし唯我独尊と言っても」
シェリルは釈迦が生まれた時に言ったというこの言葉について話した。
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