暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第三十五話 母艦での会談その十八

[8]前話 [2]次話
「それだけで全く違うよ」
「ええ、悪意があるとね」
 福井が応えた。
「それこそダグデド達みたいによ」
「動くからね」
「それがないなら」
 それならというのだ。
「私達も気が楽だわ。ただ悪意がない方が」
「強いね」
「何かとね」
「仲間を助け合うし」
「団結も出来るから」
「そういえば」
 桐生は津古内と福井の今の話から気付いた。
「今の組織はお互いに助け合っているよ」
「そうだよね」
「組織の垣根を越えてね」
「前の戦いでもそうだったし」
 桐生はさらに話した。
「これからもね」
「そうしていくね」
「どの組織も」
「デーボス軍だけでなく」
「ならばだ」
 トリンはそれならと話した。
「我々は正攻法でだ」
「戦うんだ」
「そうしていこう」
「正攻法というと」
「その分力が必要だな」
「そうなんだよね、正攻法で戦うなら」
 桐生はそれならと応えた。
「本当にね」
「まずはな」
「俺達が強くないとだよ」
「満足に戦えなくて」
「勝つこともだ」
 それもというのだ。
「難しい」
「そうだね」
「だからだ」
 そうであるからだというのだ。
「ここはだ」
「訓練をして強くなる」
「これまでも君レはしてきたが」
「これまで以上にだね」
「やっていこう」
 トリンは確かな声で述べた。
「そうしていこう」
「そうして強くなる」
「そうなっていこう」
「それが一番だね」
 桐生はトリンのその言葉に頷いて述べた。
「俺達は」
「そうだな、では他のチームにも話してだ」
「これまで以上に訓練をすることだね」
「猛訓練と言っていいまでにだ」
 そこまでというのだ。
「やっていこう」
「皆でね」
「そして強くなりな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「戦っていく」
「デーボス軍達とな、彼等との戦いはこれが最後になるが」
「そうしたこと言ってるね」
 ラッキューロが言ってきた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ